パンと牛乳。
by |2011-04-19 23:48:10|
今日の朝刊によれば、仙台市の小学校で給食が再開されたそうです。
今月末まではパンと牛乳だけですが、それでも生徒さんは「みんなと一緒に食べられるのが嬉しい」とのこと。
幸せというのは、失ってみないとなかなか気付かないものですよね。
僕たちの世代の感覚からすると、お金持ちで平和な日本というのはそれこそ永遠につづくはずのものでした。
ところが、今や当たり前の日常が当たり前ではなくなってしまいました。
僕たちには、考えて、頑張って、助け合って、必死で生きていくことが求められています。
そうした方がよい、ではなく、そうしなければならない。
それはつらいことだけれど、そこにしかあり得ない「感謝」というものもあるはずです。
そういう日常のなかで味わう、パンと牛乳の味やいかに。