2015年11月3日のブログ記事一覧-カトカト日記 ~霊園・墓石の株式会社加登 公式ブログ~

死を風化させないために。

皆様おはようございます。
いつも当ブログにお越しいただきありがとうございます。

今日は文化の日。言わずと知れた祝日です。
ここ大阪は素晴らしい晴天に覆われています。

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さて、ニュースなどを観ていると、痛ましい事件に巻き込まれて亡くなった方について、知人や友人がインタビューに応じるというシーンをしばしば目にします。

「まじめで面倒見が良く、職場(学校)の皆から頼られていました」

「正義感が強く、ボランティア活動に精を出していた」

取り上げられるのは故人の美点を語る回答ばかりで、そこには発信する側の意図、すなわち加害者への憎悪を煽ったり、被害者への同情を増幅させたりすることで、事件の印象を操作しようとする思惑が多少なりとも表れている気がしていました。
裏を返せば、不真面目で周囲ともトラブルばかり起こしているような人の命に重みはないのかと、軽い憤りすら覚えたものです。 




しかし、この仕事に携わるようになって、それはちょっと違うのかも知れないなと考えるようになりました。

近しい誰かを喪(うしな)ったとき真っ先に心を占めるのは、故人が自分に対して提供してくれていた何らかの「喜び」を二度と享受することが出来なくなったという事実と、それに伴う痛みです。
その人の嫌なところには今後触れる必要がないのだから、あえてほじくり返す理由もないわけで。

死というのは途方もない悲しみを与える代わりに、故人の思い出から美しい要素だけを抽出するのです。
けれども、そうして醸成された記憶は、放っておけば時とともに風化してしまいます。

「お墓」というのは記憶の引き出しを開くための鍵のようなもので、家族や親族、あるいは友人が集まってお墓参りをする、故人の思い出を語り合う、死を乗り越えて優しい記憶を持ち寄ることで、死は風化することなく残された人々の中で生き続けるのではないでしょうか。





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