親を敬うということ。
by |2016-06-20 16:47:17|
皆様こんにちは。
加登の広報スタッフブログ「カトカト日記」をいつもご覧いただきありがとうございます。
核家族化の弊害というのは色々ありますが、親を始めとする年長者を敬う文化が失われつつあるのもそのひとつではないかと思っています。
近年では子供は褒めて育てるのが当たり前とされていて、それはそれで間違ってはいないと思うのですが、子供の自尊心を満たすことばかりに重点が置かれ過ぎていて、親の尊厳とかその辺りが議論されることは余りないように思えます。
特に都市部では祖父母が同居していない家庭が殆どなわけで、子が親に対し敬意をもって接する様を見て学ぶ場がないんですよね。
親自身の口から「お父さんお母さんを敬いなさい」などと言うのも今ひとつ説得力に欠けますしね。
かく言う僕だって、もちろん尊敬されるべき親であろうとは思うけれど、それって子供自身の感受性に拠る部分も大きいし、何より親の資質が問われるわけです。
言うまでもなく僕は尊敬されるような人間じゃないし、お酒に呑まれることだってあるし、部屋の電気を点けっ放しにしていつも怒られているし、いやいやそういうことじゃなくて、そんなケースバイケースな話じゃなくて、文化や伝統という大きな後ろ盾があって、イエ制度の枠組みの中でオートマティックにシステマティックに親が子に敬われるという、そういう図式にある種守られるべきものだってあって然るべきで、尊敬に値する親は尊敬されるし、そうでない親は尊敬されないとかいうのはちょっと違うんじゃないかと、そんなことを思うわけです。
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特に都市部では祖父母が同居していない家庭が殆どなわけで、子が親に対し敬意をもって接する様を見て学ぶ場がないんですよね。
親自身の口から「お父さんお母さんを敬いなさい」などと言うのも今ひとつ説得力に欠けますしね。
かく言う僕だって、もちろん尊敬されるべき親であろうとは思うけれど、それって子供自身の感受性に拠る部分も大きいし、何より親の資質が問われるわけです。
言うまでもなく僕は尊敬されるような人間じゃないし、お酒に呑まれることだってあるし、部屋の電気を点けっ放しにしていつも怒られているし、いやいやそういうことじゃなくて、そんなケースバイケースな話じゃなくて、文化や伝統という大きな後ろ盾があって、イエ制度の枠組みの中でオートマティックにシステマティックに親が子に敬われるという、そういう図式にある種守られるべきものだってあって然るべきで、尊敬に値する親は尊敬されるし、そうでない親は尊敬されないとかいうのはちょっと違うんじゃないかと、そんなことを思うわけです。
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