21日の日本テレビの夕方のニュースでも、特集されていましたが、皆さん、ヒブワクチンについてご存知でしょうか
細菌性髄膜炎を予防するワクチンで、2008年12月に日本でもヒブワクチンが販売されることになりました。アメリカなどでは、20年前から定期接種となっています。日本は、20年遅れてようやく販売されましたが、任意接種で、しかも数が足りません
年間30万本のワクチン製造計画でしたが、注文が殺到任意接種でお金がかかるので、接種する人は少ないと考えた結果です。ところが、子どもを思う母親たちが多く、数が足りないのです
メーカーは、年間100万本体制に製造ラインを確保したそうですが、年間出産数が100万人。5歳までの子どもが、接種することを考えるとやっぱり数が足りません。
オーナーの知り合いは、3ヶ月待ちでようやく接種できたと聞いています。テレビでは、今申し込むと6ヶ月待ちとのことでした。(病院によって違いがあると思いますが・・・)順番を待っている間に、感染してしまった人もいるようです
細菌性髄膜炎は、5歳児までの子が年間1000人で、そのうちの5%50人がその病気で死亡しています。25%の250人は、なんらかの後遺症があります。細菌性髄膜炎は、ヒブワクチンで確実に予防できます
このワクチンは、任意接種なので、お金がかかります。約3万円自己負担となります。1歳を過ぎれば、1回の接種で済むので、1万円くらいでできます。
欧米では、定期接種で、国が負担しています。日本では、どうしてここまで遅いのか昨日のテレビ番組では、厚生省に取材を申し込みカメラなしの取材で厚生省は、対応していました『薬の安全性を確認してから・・・』という様な内容でした。
少子化対策と騒がれていますが、子どもたちの命を守る大事なことです色々問題はありますが、厚生省の迅速な対応を期待したいものです
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