以前から常々思っていたことの一つに、鳥さんたち…特に小鳥たちの足の速さには端倪すべからざるものがあると感じていました。
鳥の最大の特徴はやはり翼を用いて大空を自らの意志で飛ぶところにあるのですが、大空のみならず大地においても、物凄い瞬発力を発揮する脚力もまた見逃せません。
厳密に計測することは不可能ですが、アオジやカワラヒワなどの小鳥たちを見ていると、恐らく2~3mの距離を一秒かからずに移動しているように見受けられます。
これを私たち人間の大きさに換算すれば、およそ10mほどの距離をたったの一秒で移動するようなものでありますね(笑)。
(^-^;)…そのように考えると、これは最早、テレポートとか忍法瞬間移動の術と言っても過言ではありますまいと思うのであります(笑)。
ともあれ今朝も平和なカワラヒワ建設の道路工事を眺めていると…
突然!……と言っても、いつも如くカワラヒワ達が一斉に飛び立ちました。
また土手上の人影に怯えて一時避難をしたのだとばかり思い込んでいると…
今回は二羽のツグミんによる突然の乱入に驚いての避難だった模様であります。
こちらのツグミん達は多分、カワラヒワ達が何を食べているのかが気になっての乱入劇だと思って見ていたのでありますが…
一体何を思ったものやら?…一羽のツグミんが回りのカワラヒワ達を追い回し始めました。
(﹡ˆ ˆ;;)だがしかし、カワラヒワ達は駿足にモノをいわせてビュンビュン走り回り、期せずしてツグミんを翻弄しているようにさえ見えてしまいます(笑)。
最早…先ほど驚いた時のように飛び立つこさえしなくなったカワラヒワ達に…
終いには生暖かくスルーされていたツグミんが、なんだか途方に暮れているようだ…などと思って見ていると…
不意にツグミんを含む皆が一斉に飛び立ちました。
「(今度は何だろ)」…と思い辺りを見回してみると…
土手の斜面に一人のおばさんが降りていました。
おばさんのいる辺りは自生した水仙が、ここひと月ほど花を咲かせ続けていた場所です。
最初は水仙にしか目に入っていなかったおばさんが私の視線に気がつくと…
みるみる内に顔を醜く歪め…
やがてそのおばさんは…世にも見苦しくも恐ろちい「鬼婆様」に変身して私を鋭く睨みつけます(笑)。
「(なんか文句あるの!!)」
と、その底光りする目は口ほどに物語っています(笑)。
もし手元に豆でもあれば…
ψ(`∇´)ψ「鬼はーソトォッ!(ビシィ!)」とか、やったかも知れません(笑)。
ですが、私は特に何かをするつもりも無かったので、一脚つきのカメラを肩に担いでゆっくりと鬼婆様の方に歩き出しました。
「(野の花は野のままに)」
強いて言えばそのくらいのことしか考えていなかった私なのでありますが、自分の方に向かって歩き出した私を見た鬼婆様は、心底悔しそうに足元の水仙を二三本手にひっ掴み、そのまま足早に土手を後にしました。
( -`ω-)✧キリッ!…こちらもまた、なかなかの駿足っぷりでありましたなぁ…(笑)。
いつもは清々しい早朝の川っぺりなのですが、時折このように欲で頭がおかしくなった「鬼」も現れるといういつもの川っぺりのお話なのであります。
(﹡ˆ ˆ﹡)みんなおはよ。
今やモズ男くんの支配下に置かれた、元アントニオくんとモズっちょのテリトリーから散策を開始します。
(﹡ˆ ˆ﹡)…最早私から身を隠す気ゼロのアオジ達が、今朝も元気に道路工事を始めました(笑)。
(﹡ˆ ˆ﹡)やがてジョビ吉くんもヒョッコリ顔を出してくれました。
そしてアオジ達を後にしばらく進むと…
斥候のシジュウカラがドーンとお出ましになり…
(﹡ˆ ˆ﹡)次にあちらこちらから二羽、三羽とエナガっち達が集い始めました♪。
((〃^〃))…およそ三週間ぶりの「エナガ☆ビーム」を大量被爆し、メロメロメロンパン状態に(笑)。
そしてエナガっちが強力なカワエエ☆ビームを乱射する戦場に…
ジョビ吉くんや…
ジロ☆カポー(ホオジロ♂♀)や…
(≧∀≦)なんと!モズっちょまでもが入り乱れる、カヲスでヘヴンな大乱戦がグルングルンと展開していました((幸))。
そしてカヲスでヘヴンな大混群から30mほど向こうに、件のヒワっち(カワラヒワ)建設会社もお出ましになり…
前述の仕儀と相成った今朝の川っぺりはこれまでに御座います。
よい一日を。
230 拝