(⊙⊙)‼「えっ?おおー、久しぶりじゃねーか(笑)」
私の足元に超懐かしい「プルトップ」が一個落ちていました。
コレををいつの間にか見かけなくなって、おそらくは20年ぶりの再会になるでしょうか。
今ではもうほとんど缶ジュース等は飲まなくなった私ですが、このプルトップを目にした瞬間、ファンタ、コーラ、スプライト、サンキストオレンジ…等々の様々な懐かしい缶ジュース達を思い出します。
そう言えば、いわゆる「ポイ捨て」が社会問題として大きく取り上げられたキッカケは、このプルトップが原因だったと思います。
とはいえこの時、私の平和な御脳みそ様にお花が咲いてしまったようでして、そのお花の花言葉は「懐かしい」というものであります(笑)。
(ちなみにちょっと調べてみると、クリスマスローズやソバの花なんかが「懐かしい思い出」という花言葉を持つそうであります)
このプルトップ一つみても思うのですが、私たち人間が作った工業製品のほとんどは、私たち人間の寿命を遥かに越えてこの世界に止まり、溜まり続けることでしょう。
その究極が核廃棄物ということになりますけれど…それはそれとして。
「ああー………昔のファンタのみてー(笑)」
(﹡ˆ ˆ;;)…とか平気で言うお花畑な私の御脳みそ様が、あまりにも残念過ぎる今朝の川っぺりであります(大汗)。
(﹡ˆ ˆ﹡)みんなおはよ。
今朝は御来光後間もなくして、今出たばかりのお天道様がすぐに厚い雲の向こうへと昇りながら沈んで行きます。
今朝のアントニオくん(ジョウビタキ♂)は私よりも先に私の定位置で出迎えてくれましたけれど、昇りつつ沈み行く太陽が隠れるのと同じようにして彼も塒に引っ込んじゃいました。
そして件のヤンチャなツグミっちょも、もう私には見分けることが出来ませんでした。
今朝はとうとうハゼの実も食べ尽くされていた雑木林はとても静かでした。
足元にはたくさんのこぼれ落ちたハゼの実が転がっていますが、何故かヒヨドリ達は落ちた実には興味をしるしません。
そして懐かしいプルトップを発見した私は、我が脳内お花畑のお花を引っこ抜いてマジメな事を考え始めます(笑)。
環境破壊という現象はあくまでもどこまでも私たち人間が犯した、隠しようもない悪です。
環境破壊を考える場合、私たち人間全てが「今」犯している悪を直ちに止めることだけが、この破壊を止める唯一の有効な手段なのですが…
それは如何に私のお花畑な脳みそで考えてみも、やはり実現不可能な世迷い言に過ぎません。
しかし私たち全ての人間が、たった今から心を入れ替えて行動することが不可能であっても。
個人が、例えば私個人が環境破壊をしないように考えて行動することは充分可能であります。
様々な動植物の絶滅や、災害や経済活動や戦争による環境の大きな変化等に対する、カウンター的な奉仕活動へ従事する方々のご苦労には心から頭を垂れるものでありますが…
そうしたカウンターではどうしても対処療法的な意味合いで、後手に失することにならざる得ません。
例え後手であっても何もしないよりはマシだという考えもありますけれど…
例えば有名な話だと最近は環境性能をメインに謳った自動車を各メーカーが次々に発表しています。
燃費やCO2の削減等を前面に押した新車がよく売れているそうですが、残念なことにこうした新型燃料車やハイブリッド車などは、生産される段階でのCO2排出量が既存の車を遥かに凌駕していて、例え10年以上乗り続けたとしてもトータルの排出量が多過ぎるというデータも既に出ています。
本末転倒ですね。
しかしもちろん、対処療法的な行為は危急の現場において有効性の高い行為であることは確かなのですが、それでもやはりカウンターでは根本治療にはなり得ないものだと私は思うのです。
では根本とは何か。
それはやはり私たち個人個人の心の問題です。
自分は高級車を乗り回して、他人には環境を大切にする為に歩け!などということは、ギャグとしてはなかなか面白いのですが…そんなの成り立つワケがありません(笑)。
だからと言って全ての人々が一人一台の高級車を乗り回すなど…もしそれが物理的に可能であったとしても、それは、愚の真骨頂というものであります(笑)。
だからまあ、とりあえず私は最初に私自身の心をなんとかマシなものにしようと、今朝もコソコソとゴミを拾って歩いた川っぺりであります(笑)。
よい一日を。
230 拝