安倍総理演説 http://youtu.be/M7m5Aipw60w
演説に一部と終了後の様子 http://youtu.be/3fQLVD9sijE
アボット豪首相 歓迎スピーチ http://youtu.be/InxbKQln_M0
日豪共同記者会見 http://youtu.be/mo2cnieppjs
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急降下が続けば機体の空中分解の恐れも-。全日空機が3年前に紀伊半島東側上空で背面飛行に近い状態となり急降下したトラブルについて、運輸安全委員会は9月下旬に公表した調査報告書で、副操縦士の操作ミスが原因だったと結論づけたが、専門家からは「大惨事につながる危険もあった」と指摘されている。海外では想定外の事態にパニックに陥ったパイロットが操作を誤り墜落した事例もあり、安全教育のあり方が問われている。
10時45分ごろ。台風の通り道にもなる紀伊半島の東側上空約1万2500メートルの気流は穏やかだった。乗員乗客計117人を乗せ那覇から羽田に向っていた全日空140便(ボーイング737-700型)の機内では乗客が睡眠をとるなどしてくつろぎ、操縦室でも普段通り左側に機長、右側に副操縦士が座って何事もなく乗務していた。
事態が急変したのは、機長が退室してトイレから操縦室前まで戻ってきたときだった。
機長は入室の合図を出したが、なぜかドアは開かない。それどころか、降下しながら左に傾くのを感じ、立っていられない状態に。近くにいた客室乗務員(CA)も床に四つん這いの姿勢で何とか踏ん張っていた。機長は再度合図を送り、異変を察知したCAもインターホンで操縦室を呼び出したが、副操縦士からの応答はない。その間、室内からは不気味なアラート音が響いていた。「もしかしたら気を失っているのでは…」。機長とCAに戦慄が走った瞬間だった。
海外では墜落も
混乱状態に陥ったパイロットによる操作ミスは大惨事をもたらすことがある。
代表的なケースは2009年6月、ブラジル・リオデジャネイロ発パリ行きのエールフランス機が大西洋上に墜落、乗客乗員228人が死亡した事故だ。
フランスの事故調査委員会に当たる調査分析事務所(BEA)は調査報告書の中で、パイロットが想定外の事態に対処する適切な訓練を十分に受けていなかったと指摘した。回収されたフライトレコーダーからは失速警報に対処できず、混乱したコックピット内の様子が明らかになっており、精神的動揺が連鎖的な操作ミスを招いた全日空機のケースとも共通している。
実際に一歩間違えば大惨事につながった恐れも否定できない。
今回注目すべきは外部からの荷重だ。限界値は2・5G(荷重)だったが、急降下中に回復操作を行った際には2・68Gに達していたのである。限界値を超えた場合、機体に緩みなどが生じる可能性があるため、着陸後に点検しなければならない。今回
新宿区長選挙
選挙期間前にも拘らず 候補者と阿部早苗:新宿区議が
候補者に投票お願いしますと、区内の多所で街宣中
毎回の事で違和感無く、護憲の党です
9月27日に発生した御嶽山(おんたけさん)の噴火は、犠牲者が50人を超える戦後最悪の火山災害となった。家族を失った人々の悲しみは想像を絶するが、自衛隊などによる懸命の救助活動で一命を取り留めた人も少なくない。
噴火翌日の28日、山頂付近で計23人を救助したのは、陸上自衛隊第12ヘリコプター隊の多用途ヘリUH60JAだ。インターネット上では「自衛隊ヘリがみせた神業」と絶賛する声が相次いだ。
「多用途」というだけあって、UH60の役割は空中機動作戦や災害派遣など多岐にわたる。平成16年の新潟県中越地震や、23年の東日本大震災にも投入された。そんな「修羅場」をかいくぐってきたUH60にとっても、御嶽山での救助活動は難度を極めたという。
高度3000メートルでの救助活動は危険と背中合わせだ。標高が高ければそれだけ空気密度が低く、ホバリング(空中停止)ではエンジン出力を限界近くまで上げなければならない。真冬であれば空気密度は濃いが、御岳山が噴火したのは暑さが残る9月。こうした悪条件に加え、山頂付近ではあらゆる方向から突風が襲いかかる。強い風を受ければ墜落しかねない環境下に置かれていた。
また、ヘリは浮力を得るため、空気を下に送る。地表に近づけば降り積もった火山灰が舞い上がりかねない。そうなれば視界が閉ざされ、救助活動は困難を極める。
これだけの厳しい条件下で任務を果たすことができたのはなぜか。
UH60は、衛星利用測位システム(GPS)や航路を維持させる慣性航法装置を装備しており、自機の位置を正確に把握できるからだ。航法気象レーダーにより雷雲などを避けることも可能だ。エンジンに異物が混入しないための空気吸入口(エア・インレット)には特殊フィルターも備え付けられており、火山灰であっても身を守れる
陸自には、大量の人員と機材を運べるCH47がある。ただ、重量はUH60の4.7倍になり、噴火直後は降り積もった火山灰が飛散しやすく、離着陸は容易ではない。このため、CH47が御嶽山で活動を始めたのは、噴火から4日たった10月1日だった。UH60が自衛隊内で「最後のとりで」と呼ばれるのは、過酷な状況でも直ちに災害現場に飛び込むことができるからだ。
とはいえ、最後に求められるのはパイロットの技量になる。あるUH60パイロットは「局地的な突風を予測してエンジン出力を調整するためには風を読むことが必要だ。木の揺れや火山灰の舞い方、機体の揺れなどを瞬時に判断して突風に備えなければならない」と、操縦の難しさを説明する。最新ハイテク機器を搭載したヘリコプターと熟練パイロットの勘。この2つのいずれかが欠けていたなら、2次災害の危険さえ十分にあったのだ。