訪問者数 155
閲覧数 1,767 5,730 / 2,755,545
安倍晋三首相は18日、来日した米軍制服組トップのダンフォード統合参謀本部議長と首相官邸で約1時間にわたって会談し、緊迫の度合いを増す北朝鮮情勢をめぐって意見交換した
首相は「大変良いタイミングで訪日していただいた。北朝鮮情勢が緊張を高めている中、日米同盟の強さをしっかりと示すことになった。議長と日米同盟をさらに強化していきたい」と述べた。ダンフォード氏は「日米関係は軍事面で本当に強固だ。日米同盟の深化に寄与していきたい」と語った。ハガティ新駐日大使も同席した
ダンフォード氏は、防衛省で自衛隊の河野克俊統合幕僚長と会談し、北朝鮮が米グアム領沖への弾道ミサイル発射計画を公表した際、「日本が非常に力強い言葉、メッセージを発してくれたことをとてもうれしく思った」と述べた
訪米中の小野寺五典防衛相は17日午後(日本時間18日未明)、マティス米国防長官と会談し、防衛省がミサイル防衛(MD)の新装備として検討する地上配備型「イージス・アショア」の導入に向けた協力を求めた
イージス・アショアは、海上配備型迎撃ミサイル(SM3)を搭載するイージス(艦)システムの地上配備型装備
ティラーソン米国務長官は「北朝鮮が間違った選択」をした場合に備え「軍事的な準備を進めている」と言及した
北朝鮮のグアム沖への弾道ミサイル発射予告をけん制した
マティス米国防長官は「北朝鮮は挑発行為を終える必要がある」と批判した。「脅威と脅迫の道をやめなければ、北朝鮮だけでなくあらゆる国にとって好ましくない」と述べた。「日本は脅威の最前線だ。米国の軍事能力で防衛することは揺るぎない」と言及。日本防衛に関与しつづける方針を示した