マティス国防長官は14日、国防総省で記者団に対し、もし北朝鮮が米国に向けて弾道ミサイルを発射すれば「たちまち戦争にエスカレートする恐れがある」と警告した
マティス氏はまた、「米軍は北朝鮮のミサイルの軌道を瞬時に察知することができる」とした上で、ミサイルがグアム島を直撃すると判断した場合は「撃墜する」と言明した
マティス国防長官は14日、国防総省で記者団に対し、もし北朝鮮が米国に向けて弾道ミサイルを発射すれば「たちまち戦争にエスカレートする恐れがある」と警告した
マティス氏はまた、「米軍は北朝鮮のミサイルの軌道を瞬時に察知することができる」とした上で、ミサイルがグアム島を直撃すると判断した場合は「撃墜する」と言明した
安倍晋三首相とトランプ米大統領は15日午前、約30分間、電話協議した。北朝鮮が米領グアム沖への弾道ミサイルの発射を予告している問題について、発射の阻止に向け、日米が緊密に連携する方針を確認した。北朝鮮に圧力を加えるため、中国とロシアの役割が重要との認識でも合意した
首相は電話協議後、首相官邸で記者団に「北朝鮮によるグアム沖への弾道ミサイル発射予告は地域の緊張状態をかつてなく高めている」と指摘。韓国とも協力して国際社会として北朝鮮にミサイル発射を強行させないことが重要との考えで一致したと明らかにした
14日付の米紙ニューヨーク・タイムズは専門家や米情報機関の分析として、北朝鮮が7月4日と28日に発射した大陸間弾道ミサイル(ICBM)のロケットエンジンはウクライナの工場で製造され、闇市場を通じて調達された可能性があると報じた
専門家らは、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が同エンジンを視察する写真を分析した結果、旧ソ連のミサイル部隊が使用していたエンジンの構造を原型としていたと結論付けた。このエンジンを搭載したミサイルは10個の核弾頭を運搬し、大陸間を飛行できるほど非常に強力だという