「いつもサンダル姿」「家で爆竹投げ通報」 北九州の中3殺傷、近隣住民が語る平原容疑者
北九州市小倉南区のマクドナルド店舗で、中学3年の男女が刺され死傷した事件で19日、福岡県警が殺人未遂の疑いで同区長尾の平原政徳(ひらばる・まさのり)容疑者(43)を逮捕した。容疑者宅近くの住民は、平原容疑者について「いつもサンダルを履いていた」とし、今年に入ると自宅から「爆竹のようなものを投げ、通報を受けて警察も来ていた」などと証言した。
近所の無職男性(74)によると、平原容疑者はかつて親やきょうだいと自宅で暮らしていたが、最近は一人暮らしだった。いつもサンダル姿だったとし、夏場の早朝に玄関前に座ってたばこを吸う姿もたびたび目撃したという。あいさつしようとすると、関わりを避けるように「顔を下に向けた」と振り返る。
自宅からはマイクを使ったような大音量で「うおー」と叫ぶ声や、歌っているような声が聞こえて来ることもあり、「すごくうるさかった」と証言。今年の夏前ごろには「家の中から外に向けて爆竹を投げ、煙が上がった」とし、警察が駆け付ける騒動にもなった。ただ、その後も叫び声などは繰り返し響いていたという。
男性は「隣に住んでいる人は気の毒だとずっと思っていた」が、今週に入って容疑者宅の騒音は収まったという。男性は「(今回の事件も)もしかしたらやったのかもと思っていた」と語った。
産経新聞
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