仏花自作プロジェクト Part3
春の彼岸向けにストックを育ててみた。
例によって、
苗より割安に購入出来る種子からスタート。
園芸関連のウェブサイト等によると、
播種時期は8月中旬から9月となっている。
種子のパッケージや関連ウェブサイトには、
(発芽の早さや子葉の色、形状で)
「一重咲と八重咲を鑑別して一重の苗を間引く」↓↓
と、書いてあったが初心者なので
(ものぐさ者なので)
この作業は省略した。
今回は9月末に種を播き、
10月初めに露地とプランターに定植した↓↓
開花時期については目標は彼岸の入りで、
3月17日に(切り花には、
満開よりも蕾の方が良いと思うので)
3分4分咲き位にしたい。
しかし、露地植えでは間に合いそうにない。
かと言ってハウス栽培や暖房を入れると、
3月より早く咲いてしまいそうだし、
コストや労力を考えるとNGだ。
そこでプランターを、
午後から夕方まで日が当たり、
真冬でも晴天なら、
暖かく感じる日も多い軒下に置いてみた。
そうすると、
2月頃より蕾が見られ3月初めには↓↓
↑↑写真の様に丈は5mmから10数mm程度で、
プランター植えより、ひと月遅れで満開になった。
またプランター植えのストックは、
茎径が8mmから11mmあるのに比べ、
露地植えでは4mm程度と細かった。
切り花用の茎は太いよりも、
スリムな方が見栄えが良いとも思えるが、
ストックは満開になると頭が重く↓↓
↑↑写真の様にお辞儀をしてしまうので、
注意が必要だ。
ところで私は、
来年用(この秋にまく種)に、
数本八重に咲いた花を残していたのだが、
後でネット掲載記事をよく読むと・・・、
!!基本的に八重咲きにはタネができません!!
後、
切り花は収穫時に、
余分な葉を取り除く必要があるが、
ストックは意外とこれが手間だった。
余分な葉はハサミで一枚一枚、
丁寧に取り除かないと茎が傷んでしまう。
もっとも他の草花でも雑に扱うのはNG。
・・・・・
以上、今回の経験からのまとめ。
1・ストックはそれ程寒さに弱くはないが、
日当たりを好む。
特に霜に当たり痛むと枯れなくても、
生育が遅れるので要注意!
2・暖地なら日当たりの良いプランター植えで、
春の彼岸用に期待できる。
3・見栄えよく育てるには、
背丈が伸びたら要支柱。
4・お墓や仏壇には綺麗な八重咲を供えて、
一重の花を採種用に残す。
5・12月以降、春先までは、
それほど害虫被害はない。
灌水施肥はそれ程気にしなくてよい。
極端な用土の乾きに気を付けて、
植え付け時の施肥で、追肥は必要ない。
*参考にしたウェブページ
「ヤサシイエンゲイ」
「作っちゃお(ネット農業あいち)」