被告の責任能力が認められた以上、死刑以外の判決は出ない事件ですので当然の判決でしょう。
冤罪のおそれもなし。
これほど広範囲な重度の火傷について治療が成功したのは初めてだとか。
担当医の方も「やっとこれで(彼の)治療が終わった」旨のコメントを出したそうです。
被告と同年代で、非正規で食いつないできた方などは複雑な心境の方もおられるとか。
一歩間違っていたら彼のようになっていたのかも、という心境は理解できる気がします。
何か歯車が一つ狂っていたら、私の年代ですとオ**に入信してやらかしていたかもしれません。先年、刑が執行された幹部連ほど出身大学&ビジネス的に有能とは思えないので、多分末端信者のままだっただろう、とは思います。
被告個人について言えばもう反省も何もないし、遺族の方には割り切れない思いを抱えておられる方も多かろうと存じます。
とはいえ、反省の色も薄く、犯行動機もおよそ常人の理解を超えているのでこれ以上追求しても教訓とすべき内容など出てこないでしょうから、控訴・上告を経たとしても判決が確定次第、法の通り速やかに行うべきでしょう。
それにしても、後味の悪い事件ではありました。