朝から畑に行ってお昼近くになってしまったので
いったん着替えに帰宅して
すぐに、開いたばかりの回転寿司に行ったら
お客は、さすがに我々だけ
と思ったら、5席ばかり離れているところで
数人が床を囲んでしゃがみ込み
そのうちの男性一人が、両肩を細かく上下に動かしていた
一見、野球試合の前のミーティングのように見え
それにしては、TPOが変すぎだろ? と頭をかしげた
すぐそばの椅子に座って、おばあさんがその様子を見ている
そのうちに、掃除機を使い始めた
カウンターの中の店の人は極めて冷静だったので
なんか、急なこと(床に穴が開くとか)が起こって、
緊急工事でも始まったんだろか?
とも思った
そのうちに、救急隊員が入ってきて、やっと事態が呑み込めた
たまたま客のおじいさんが、のどに何かを詰まらせて倒れた直後に
我々は、店に来たらしい
しゃがみこんでいたのは、たまたま居合わせたお客さんで
懸命に、人工呼吸を施していたわけだ
おじいさんが救急車で運ばれていった後、
人工呼吸を施していたその男性は、
たまたま社会人野球をやっていたので
そういう処置のことは習っていたけれど…と話すのが聞こえてきた
とんちんかんな勘違いをしていたかあちゃんは
そんな大事件がすぐ近くで起きているなんて全然思いもせず
なんか違和感を覚えつつも、
かまわず、お寿司をほおばっていたのでした
というか、人工呼吸の仕方なんてわからなかったしなあ
そんな場面に出くわしても、あの彼のようにできたか?
尊敬するぞ
早急に、覚えておこうと思った次第
あのおじいさん、助かったかなあ…