父親は
無類の将棋好きでした
夏には
家の表で毎日のように
将棋好きの人が何人か
集まっては電灯の元
楽しんでおりました
普段でも
時折昔なじみの方が
来られて将棋を楽しんで
おりました
将棋は
動かす事位しか能の無い
わたしは
中学生の頃の
甥っ子の一人と時々
ヘボヘボ将棋をしていました
相手がトイレに行った間に
形勢の悪いわたしは
将棋盤を”クルリ”っと回して
今までとは逆にしておきました
帰ってきた甥は
「う~ん」と
盤上の変化に気づかないまま
将棋が再開されました
その将棋
当然有利になったわたしが
勝ったのか?ってですか
いや
負けました
だって、
笑いをこらえながらの勝負
気が飛んでしまって
アキマヘン!
まぁ~
あんなコトや
そんなコトもなつかしく思い出す
初秋の日でございます
エヘヘ