風の強い日が続きました
昼前に
出掛けて戻ってきますと
表に置いてある自転車の
カバーが
風に飛ばされかけて
外れていました
そして
お隣の家の前に
大きな車が止まっていました
しゃがんで
自転車の
カバーの紐を結んでいると
「いつも親のこと
親切にして頂いてすみません」
と60代の男の方が
近づいて来ました
わたし
「いえいえ、大、何とかさんですか」
男の方
「大三郎です」
わたし
「昔、大ちゃん大ちゃん言って
遊んだこと覚えています」
男の方
「(わたしの)顔の面影が残っています」
と挨拶
子供の頃以来の
再会となりました
六十数年ぶりのコトで
お互いよくまぁ
生きて来れたものだと
思いました
10年ほど前に
生まれたこの家に
戻って来ましたが
当時3歳くらいのワタシを
覚えてくれている人が
何人もおられます
わたしは思いました
風の強い日には
何かが起こる、と
エヘヘ