心配ないさ~

ふくたまの日常生活のつぶやき

断酒45日目 理詰めの断酒

2021年11月13日 08時21分25秒 | 断酒日記
昨日の夕方、いつも通っている耳鼻咽喉科医院の
入り口をふと見ると
 本日のインフルエンザ予防接種は終了しました
と貼り紙がしてありました。

昨年はインフルエンザ予防接種自体が全くなかったため、
打つかどうか考えることもなかったですが、
今年は接種できるのであれば接種しようと思っています。

インフルエンザ予防接種も、新型コロナワクチン接種も、
身体の中にウイルスに対抗する抗体を作ることには
変わりありません。
接種すると、異物に反応して抗体が作られることになり、
身体が異物に拒絶反応を示す人ほど強い副反応が出る。
若い人ほど副反応が強く出るのはそのためだと考えられています。

抗体を作るのも、維持するのもエネルギーを使います。
ウイルスが侵入してこなければ、
身体は安全と認識して抗体を維持するために使うエネルギーを
徐々に減らしていきます。
時間経過とともに抗体量が減っていくのは、
このような身体の仕組みがあるためのようです。


この抗体と、お酒にはどのような因果関係があるのでしょうか。

身体がお酒を分解することを「解毒」と表現することがあります。
お酒を飲んでへべれけになっても、翌日はたいてい酔いからは
醒めているものです。これは、寝ている間、身体が一生懸命
解毒を行っているためであり、解毒には大きなエネルギーを要します。
本来であれば、体力回復のために使うエネルギーを
解毒に使わざるをえなくなるため、多量にお酒を飲んだ翌朝は、
寝不足感やだるさを感じることになります。

抗体を作るのも、維持するのもエネルギーを使います。
そのエネルギーをお酒の解毒に使うわけですから、
科学的根拠が統計で発表されるのを待つまでもなく、
日常的に多量にお酒を飲む人は、適量飲酒の人、または、
全く飲まない人に比べ、抗体ができにくく、
抗体を維持しにくくなるのは自明の理。


気合と根性だけでは断酒は長続きしません。
一年前から始めていた禁酒が最長でも5日しか続かなかった
ふくたま自身の経験からそう思います。
気合と根性よりも何十倍も大切なのが、
「なぜ飲酒しない方がいいのか」という理屈を自身で発見することと、
その理屈を理解する素直さと謙虚さ。

「予防接種」という一つのキーワードに焦点を当て、
予防接種と飲酒にどのような関連性があるのか?ということを
数分考えるだけで、
 日常的に多量にお酒を飲むと、よりウイルスに感染しやすくなる。
 なので、飲酒しない方がよい。
という理屈が浮かんできます。

飲酒しない方がいい理屈を一つ一つ積み上げ、
それを素直に謙虚に受け止め、理解して自分のものにしていく、
いわば「理詰めの断酒」がふくたまには合っているようです。

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