ふくろうはうす昔話 第12話

2008年07月15日 | Weblog

  彼女の運転で サバイバルな体験をした高橋青年でしたが

 その珍事件?をきっかけに、青年と彼女は少しずつ行き会う機会が増えていき

 バイク以外にも お互いが『ダンス』の趣味を持っていることも分かると

 ある日、“ダンスパーティーのチケットが手に入ったから、一緒に行かない”と 彼女からのお誘いが

 そこで2人でパーティーに出かけ 意気投合

 その後、お付き合いが始まるのでありました

 勿論、最初に出会ったきっかけは 『バイク仲間』なので バイクでデートにも よく出かけました

 特に よく行った場所は 榛名

 これと言って 目的がある訳でもなかったのですが 二人で走る爽快さは

 何ものにも変わらない 良き思い出の1ページとなっていきました。

 そんなあるとき、青年は 彼女に『恋文』をしたためました

 そして 貰った返事をみて ビックリ

 思わず 見とれてしまう程の 綺麗な字

 青年は その字の達筆さに惚れこみ、“字の綺麗な人は きっと心も綺麗に違いない

 と 彼女との結婚を決意するのでありました

 (言うまでも無いことですが、その彼女こそ、ふくろうはうす社長の母であります。勿論、今もとても綺麗な字を書きます)

    昭和40年 10月21日 

 2人は結婚式を挙げ 夫婦となりました

 しかしながら 今の様な時代ではなく 結婚休暇などと言うものもない訳で・・・

 式を挙げた翌日から 仕事、仕事の毎日

 正月に入りようやく少し落ち着き、3日間の休暇を貰うことができ 2泊3日で松島へ出かけることになりました

 当時 中古で買ったワンボックスカー(仕事兼用)で出かけると

 旅先で “こんなオンボロ車で よくここまで来たなぁ”と 驚かれたそうですが

 どんな車であろうと 人からなんと言われようと 幸せな2人には関係ないのでありました

  そして 結婚1年後に待望の長男(現・ふくろうはうす社長)が誕生

 その後も子宝に恵まれた2人は 2男2女を授かることとなりました

                                      最終話へつづく

                        

 

   

  

 

 


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