見える部分も確かめて 減災対策! 

2008年09月24日 | Weblog

  朝晩の冷え込みが 秋を感じる様になってきましたが 体調崩したりしていませんか~??

 我が家は 上の娘が数日前から時折ゲホゲホしており・・・ 完全に、寝冷えと思われます

 布団をすぐにはいでしまうため 風邪を引かないように、と 

 腹巻をして寝かせていたのですが あまり効果は無かったようで

 家族で 風邪菌の貰いっこをしないよう、ぷくも気をつけねばと思っているところです。

  

  さて。 住まいるライフ 9月2回目の放送に続き、先週3回目の放送でも 減災対策の話をしました。 

 目に見える部分を確かめながら、減災対策をしよう という内容だったので

 こちらでも、簡単に確認出来る チェックポイントをあげて行きたいと思います。

    家の外からのチェック 

 ◎ 屋根瓦は大丈夫? ちょっと見づらい場所ですが 屋根瓦が崩れている箇所は無いか 

   漆喰の部分が取れていないか、 トタンの場合は めくれていないか??の確認

 ◎ 雨どい、バルコニーの確認。 排水口にゴミが詰まっていると バルコニーに水がたまってしまい

   家の中まで水が入り込んでしまう危険性があるので 要注意

 ◎ アンテナの確認。 傾いたり 折れたりしていないか、みてみましょう。

 ◎ ブロック塀が ずれている箇所や 破損場所がないかの確認   

 ◎ 外の排水口の詰まりが無いかもチェック ゴミがたまって詰まっていると

   逆流して家の中に入ってしまうこともあるので、点検は必要です。

    家の中の チェック

  地震が起きた場合、被害の50%が 家具の転倒などです。

  高いもの・大きなものは まず固定をしっかり

 ◎ 液晶TVや 大型のTVボードの固定 

 ◎ キッチンの吊り戸棚などは 耐震ロックを取りつけると安心(100円ショップでも購入可)

    食器棚は転倒防止の L字金具やツッパリ棒できっちり固定。(下地のしっかり

    しているところに固定しないと意味が無いので それも合わせて確認しよう

    ガラス部分には、飛散防止フィルムを貼ると 効果的。

    食器がずれないように「ノースリップ」のシートを中に敷くだけで だいぶ違います

 ◎ 寝室にタンスの置いてあるご家庭は 要注意家具の配置に気をつけて!怪我をして

    動けなくなることが、危機に繋がります。家具が出入り口を塞がないか?もチェックです。

   

  こんな感じで あげていけばまだまだ細かくありますので 普段気にしていなかった場所は

 すぐにでも 確認してみてくださいね  

 減災対策の最後に 今回も『1日前プロジェクト』から 実際に被災した方のお話を。

   (平成15年 宮城県北部地震で 体験した方からのコメントです。)

  地震発生後 家具などが家中に倒れて散乱してしまい、前に進めず・・・ 

 我が家は2階建てで 2階には4部屋あり、自分は一番奥の部屋で寝ていたのですが

 1階のキッチンまで行くのに 物が邪魔をして 10分もかかってしまいました。

 キッチンの食器棚だけは、L字金具で固定してあったので 倒れずに済みましたが

 他のものも 倒れないようにきちんと止めておくべきだった・・・ と思いました。

     やはり、家具の固定はとても重要ですね

 

   では、〆に ふくこのチャレンジエコでございます。

   7月からトータル1kgのCO2削減を目指し、ふくこさんが頑張っておりますが

   そろそろ その目標も近づいてきたようです

   本日は “通勤などの 車の利用をやめて 自転車or徒歩or鉄道などで” 

   ということで これが出来れば、一気に180グラム分も削減ですよ~

   ぷくも、このエコは 自転車で実行しておりますよ

   秋風も爽やかになってきましたので、自転車乗りには 更に楽しい季節です。

   是非 皆さんも、エコ生活 チャレンジしましょう

    

 

  

 

 


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1 コメント

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減災対策 (尾下義男)
2013-04-14 20:45:11
前略
お世話になります。
危機管理アドバイザー(防災士・精神対話士)の尾下と申します。
現在、「減災学」の講師を務めています。
「減災対策が尊厳ある生を守る」
  大災害が起きると個々の防災意識が一時は高まるが、世の中の関心が薄れつつある現在、被災者の「心のケア活動」を行っています。
 日本は有史以来大災害を経験しているにも関わらず、東日本大震災のトリプル災害(地震・津波・原発)の「負のスパイラル」には太刀打ち出来ませんでした。それは、国民一人ひとりの正常化バイアス(自分は危険な状態ではないと思い込む心理)が被害を拡大したとしても決して過言ではありません。
災害リスクが質的に変わり、首都直下型地震や南海トラフを震源域とする巨大地震は「低頻度高被害型」で、「リスク」ではなく、必ず起こる「必然」です。内閣府の試算では、全国の死者は最大32万人超で、圧倒的な自然の力を前にして、私たち国民は何にどう備えればよいのでしょうか。
これからの防災・減災対策(Disaster Reduction、Disaster Mitigation)は、ハード面だけでなくソフト面のレジリエンス(resilience=復元力、回復力)が重要となります。従来型の「三助の法則:自助・共助・公助」は、「公助」の言訳、「共助」の自己満足、「自助」の無策。私は、必ず起きる大災害に備えるには、「三減の法則」を提言しています。つまり、「自助」と「共助」の隣保協働体制が定着することで、緊急時の危機管理において最大の効果を発揮します。そして、「公助」が地域の危機管理体制を補完(住民の安全)できてこそ、真の減災対策と言えるのではないでしょうか。
減災対策は、①災害を知る②災害に備える③速行動(避難)できる。個人・家庭・地域・学校・企業・自治体・政府・国がそれぞれのポディションを確実に確保して、継続向上(PDCAサイクル:計画・実施・見直・継続)を図ることです。つまり、「靴を測って足を削る」の愚行から、「悲観的に準備(想定外を想定できる能力=危機回避能力)」し、楽観的に実施(普段の対応能力=自らの判断力と行動力)する」こと。その重要ポイントが次の三本柱です。
〇平時から計画的・持続的に真摯に取り組むこと。
〇目標の定量化と、実現方策を具体化して実行管理(危機管理)すること。
〇減災ビジョンは、「尊厳の生を守る」を体系的・総合的に実施すること。
これは、机上の議論に終始せず、国民の目線に軸足を置き、東日本大震災の教訓と最新の知見等を踏まえて、防災リテラシー(災害から生命・財産を護る対策)を具体的に実行することで、減災社会の構築(build a society mitigation)の礎となるのです。「不意の地震に不断の用意」という関東大震災の標語は、地震から90年経つ今も色あせていないことを肝に銘じなければなりません。
私は、三現主義(現状:現地:現人)+PDCAサイクルを重視し、「尊厳ある生を守る」を理念として、地域の安全と安心を守ることに止まらず、防災教育(共育)つまり、「互教互学」の精神で、後世にしっかりと受け継いで行くことを使命として日々研鑽を重ねより一層鋭意努めて参る所存でございます。
ご指導ご鞭撻および指名賜りますようお願い申し上げます。尾下拝
HP「危機管理アドバイザー尾下」参照
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