ふくろう家族のおうちを建てよう・・・家の構造について
マイホームを手に入れるまでには、色々なことを考えなければいけないと痛感したお父さん。
業者選びと土地探しに続き、お次は 家を建てるにあたってとても重要な
『家の構造』について 考え、納得のいった上での造りにするため、調べてみました。
そう・・・建ててしまえば 家の構造は見えなくなってしまう部分。
だからこそ もっとも重要なことなのであります
数年前から 事件が相次いでいることを考えると、尚更です。
ここはひとつ、少々でも構造についての知識を身に付けておくべき・・・
さぁ、みなさんも お父さんと一緒に『家の構造について勉強していきましょう
構造の種類
日本の住宅のうち、60%は 木造建築ですが、その他にも
鉄骨造・鉄筋コンクリート造などがあり、木造でも在来と2×4(ツーバイ)との2種類に分かれます。
まず木造建築の中の 在来住宅と2×4について・・・
在来住宅・・・昔からの造りで建てられるもので 柱・はり・土台などが木で組まれていて
壁の中は“筋交い”といって斜め材を用いて建てられています。
2×4(ツーバイ)・・・パネル工法で建てられるもので 2インチ×2インチ(4㎝×10センチ)の板状の合板を組み合わせ
パネル状にして 箱のようなものにしたものです。
つまり、マッチ箱のように 面で支える建て方になります。
鉄骨造・・・住宅に使われるのは“軽量鉄骨”で 主にハウスメーカーなどで使われます。
鉄筋コンクリート造・・・耐火面ではとても優れているので、耐火地域や火災地域などで建てられることがあります。
以上、主な4種類の構造があるのですが
それぞれを価格で比較すると、木を1として考えた場合
木1: 軽量鉄骨1.2~1.5: 鉄筋コンクリート2 という感じで、木造が一番求めやすい価格になります。
耐震面でも、伸縮性のある木造は有利。
工期面ではどうでしょう・・・
木造は3~4ヶ月に対し、鉄骨造は4~6ヶ月、鉄筋コンクリート造も4~6ヶ月ほどかかり
木造での仕上げが1番早く、2×4などのパネル工法で建てると工期は更に短縮され
45日ほどで完成することが出来ます。
断熱性・気密性は?
温かさを考えるなら木造建築が1番
パネル工法ならば、高気密・高断熱性は◎ 構造上、魔法瓶のようになっているためですが
反対に気密が良すぎて 乾燥しがちになってしまいます。また、内部結露の原因にもつながるので
換気をこまめにすることが必要です。
最後にもう一つ。
後々リフォームを必要とした場合は?
パネルや軽量鉄骨の場合、リフォームするとなると 難しい部分があり
簡単には行かないところもあります。プランのしやすさ・自由度からすると木造の在来工法がお薦めです。
とまぁ、色々比較検討しながら 頭を悩ませたお父さんですが、
最終的に 子供たちが自立して行って子供部屋が必要なくなったときなどの事も考え
ふくろう家族の家は『木造在来工法』で建てることに決定しました~
資金計画アドバイス・・・融資の種類について
住宅を建てる際、現金で一括払いということは少なく、多くの場合融資を必要とします。
今回は、融資の種類についてのご案内です。
融資の種類は大きく分けて2種類になります。
◎フラット35
昔の住宅金融公庫のことです。
期間中、金利がずっと同じで 借入の時の保証料がありません。
その反面、建物・土地に対して 90%までしか借入をすることが出来ません
◎民間の銀行の住宅ローン
金利には種類があり、変動金利・固定金利があります。
金額面でもある程度融通がききます。
これらを比較して、どちらが合っているか?を決めましょう。
それぞれのライフプランによって、色々考えてみてくださいね
※フラット35と 民間の住宅ローンを組み合わせる事も出来ます