木曽Now

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2017年02月05日 06時01分07秒 | 日記
小学5年生の理科の教科書を
開く機会があった。

最近の教科書は
AB判で大きい。
上下ではなく
一冊になっているため
ずっしり重い。

本をめくってみると
グラビア写真集と
見間違うほどカラー写真で
あふれている。

一番最初のページは
「花のつくり」と言う
勉強である。
大きくアブラナが
取り上げられている。


(アブラナの花には
実になるところがあるのだろうか?)
「観察」
アブラナの花には
花びらとがくのほかに
めしべとおしべがある。




実の中には
たくさんの種子が
入っている。

「考察」
花のつくりと
実のつくりを比べると
花びらが散った後
めしべのもとの
ふくらんだ部分が育って
実になると考えられる。




以上が
教科書の記述である。
(写真はfukurou撮影 )

アブラナは身近で
観察しやすい花である。

ひとつの花の中に
雌しべと雄しべがあり
基本的な花の構造を持つ。

花弁とがくが4枚。
雄しべが6本。
雌しべが1本
おまけに緑色の
蜜腺まである。


こんな勉強を通じて
植物をより身近に
感じてほしいと思った。

ただ雄しべ
雌しべ
がく
まで教えておきながら
「めしべのもとのふくらんだ部分」
はないだろうと思う。

子房と言う言葉を
教えないのは
どうしてなんだろうと
疑問が残った。

(株)新興出版啓林館 わくわく理科5 参照