世間では
ウメが満開だ
サクラが咲き始めた
と言うのに
なんでしゃがみ込んで
こんな花を
撮っているのだろう?
ご存じの通り
ペンペン草です。
田んぼや道端で
普通に見かける雑草です。
真上から花を眺めると
なかなか美しい
咲き方をしています。
季節外れですが
白い花火のようにも
見えます。
花は下から
順番に咲いていくので
花の中心はまだ蕾
早く咲いた
下の方はすでに
三角形の果実が
できています。
蕾のまわりに
4枚の花弁を持つ
白い花が咲いているように
見えます。
この花と果実のつき方は
アブラナ科の特徴です。
雌しべと
6本の雄しべがあり
そのうち4本が長く
2本は短いと言うことを
知らなくても
花の咲き方と
果実のつき方を見れば
アブラナ科の同定に
役立ちます。
タネツケバナや
イヌガラシ
クレソンなども
アブラナ科の植物です。