公園ではイネ科の
ネズミムギの花が
満開だ。
と言っても
華やかな花が
咲き誇っている
訳ではない。
よく見ないと
分からないような
花である。
黄色いかんざし状のものが
はみ出しているが
これは雄しべである。
少しの風でも揺れて
じっとしていない。
雌しべはと言うと
雄しべの下部から
羽毛状の柱頭が
顔を出している。
イネ科の植物は
花粉が風で運ばれる風媒花で
多分この植物も
花粉症の原因に
なっているのだろう?!
ネズミムギと
決めてかかっているが
よく似た植物に
ホソムギがある。
同じ場所に映えているが
これはノギがないので
ホソムギと思われる。
ネズミムギとの交雑種
ネズミホソムギまで
あると言うので
同定はなかなか困難だ。
イネ科の植物には
カラスムギやイヌムギ
ネズミムギ
スズメノカタビラなど
動物の名前がついているが
なぜなのだろう?
身近な公園では、イネ科の植物が生えて、花を咲かせているのですね。
縄文時代には、古代人は食べられるイネ科の実を探して、学習した結果、イネとコムギなどの食べられるイネ科が栽培されるようになったことでしょう。
イネ科のネズミムギの花は、イネに似ている感じがします。
動物の名前が多いのは、古代人は動物とイネ科の実を奪い合ったからではないでしょうか・・
ありますね、こちらの麦もだいぶ大きくなって大きな穂が実っていますが
お米みたいに実れば実るほど頭の下がる
稲穂とちがって麦は上を目指したまま
こちらでも路傍に無造作に麦が生えています
風媒花の麦逞しいですね
昔も今も動物の餌だったのかもね~
大麦、小麦、カラスムギぐらいでしょうか、
聞いたことがあるのは。
中学校は、麦畑の向こうにあり、
この季節、麦の穂が波のように揺れて、
ビロードのように見えた、
ことを思い出しました。
連れ合いがようやく退院しました、四月から1ヶ月半の入院は長かった、これから自宅でゆっくりリハビリです。
いつも見過ごしてしまうような花にフォーカスして下さってあまり見たことのないイネ科の花を拝見できました。
目立たない花で虫に頼ることが出来ないので風媒花になったんでしょうか!?
風まかせなんて・・・何かいいな~
でも詳しく有難うございました。
雌しべを初めて知りました。
こんばんは。
イネ科の植物の種は雀など鳥の餌になるようですね。
公園では草刈りが始まるまで、イネ科の植物の天下のようです。
こんばんは。
空き地などでこの時期にはイネ科の植物が大繁殖しています。梅雨の前には、公園は草刈りが始まりますが、それまでに種子を実らせようと頑張っているようにさえ見えます。