木曽Now

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今年最初の花が咲きました。

2017年02月11日 06時38分36秒 | 日記
今年最強の寒波とか。
御地では如何でしょうか?
この寒波が過ぎ去れば
少しは春めいてくることを
期待しています。

大阪も時々雪が舞い
北風が吹きつけております。

そんな中
母が大事にしていた
オトメツバキ
今年初めて
花を咲かせてくれました。













去年よりずいぶん遅い
気がします。
母が亡くなって
いっとき
枯らしかけましたが
何とか今年も
花をつけてくれました。

二輪目の花は
仏壇にお供えしました。

今日木曽へ向けて出発します。
雪がたいしたことなければと
願っています。

ネソの花

2017年02月10日 06時01分56秒 | 日記
長居公園の植物園で
冬の花を探してきました。

人影もまばらでしたが
マンサクの花も
ひっそりと咲いていました。


春一番に咲く花として
知られていますが、
ここではロウバイの方が
早い気がします。

吹き戻しが伸びるように
4枚の花弁が開いています。


花の中をのぞくと
4本の雄しべと
雌しべが1本見えています。


雄しべの横にまだ何か
見えていますが
花を分解出来ないので
詳細は不明です。


実はこのマンサク
別名はネソと言います。
刈り取った柴を束ねたり
筏を組むときに
使われたそうです。

現在でも
茅葺き屋根の梁と桁を
縛る時に使われます。
生木の時に縛ったネソは
乾燥するにつれ
固く締まります。

大阪の金剛山でも
マンサクが見られますが
都市の植物園では
暑さに弱く育たないため
暑さと乾燥に強い
同じ仲間のイスノキを台木に
接ぎ木して植えられています。



イスノキです。葉につく虫こぶが目印です。



この冬芽も元気です。

2017年02月09日 06時01分53秒 | 日記
散歩道の羨ましいほどの
お屋敷?の壁沿いに
くすんだ果実が
残っています。

秋に美しい果実で
目を楽しませてくれた
ムラサキシキブです。


両手を合わせたような
冬芽をよく見ると
主脈も側脈も
はっきり見ることが
できます。




葉の落ちたあと(葉痕)には
維管束痕が真ん中に
ひとつだけ見えます。





三つないと
なかなか顔には
見えませんね。

この冬芽も
アジサイと同じで
裸芽(らが)で
鱗やふさふさの毛で
覆われていません。

元気印の冬芽の
ひとつです。

和蘭耳菜草

2017年02月08日 06時52分22秒 | 日記
田んぼに咲いていた花を
もう一種紹介します。

オランダミミナグサです。


名前の由来は
葉の形がネズミの耳に
似ていることからだと
言われています。


フワフワとした
毛深い対生の葉が
ネズミの耳を
連想させたのでしょうか?!


ナデシコの仲間で
花弁が5枚
雄しべが10本
5つに割れた
雌しべが1本見えます。








ヨーロッパ原産の
帰化植物ですが
ヨーロッパミミナグサではなく
「オランダ」と名付けるのが
面白いですね。

日溜まりは花盛りでした。

2017年02月07日 06時20分44秒 | 日記
昨日は雨が上がって
寒さがぶり返し
風の強い一日でした。

タガラシの花を見つけた
田んぼに寄り道しました。

道路より一段低いためか
風が避けられ
日溜まりには
早春の花が
咲いていました。

この花は
タネツケバナです。


稲の苗を育てるため
種籾を水につける頃に
花を咲かせるので
この名前がついたと
言われています。

でもよく見ると
綺麗に花弁が
開いていません。
花も小さいようです。




茎を引き抜いてみると
毛がほとんどありません。




これはタネツケバナではなく
より乾燥した場所に生える
ミチタネツケバナだと思われます。


ヨーロッパ原産の
帰化植物でミチは
路・道なのです。

街なかで見られるのは
ほとんどがミチタネツケバナです。

ただここは田んぼの中。
タネツケバナが生えていても
不思議ではない場所です。
ひょっとしたら
交雑種かも知れません。

茎を持って
写真を撮っていると
パチパチと種子が
飛び出しました。


もうこの時期に
種子をつけていることに
驚かされました。

定位置!

2017年02月06日 06時27分14秒 | 散歩道の鳥たち
散歩道には
コサギやアオサギの定位置が
決まっているようです。

同じような時間帯に通ると
必ずといっていいほど
とまっています。

コサギとアオサギが
好む場所は同じではなく
住み分けているようです。

先日
多くても2羽しか
止まることのなかった場所に
6羽ものコサギが
とまっていたので
思わずカメラを向けました。


アオサギが
好む場所はここです。


そしてこの場所に
とまります。




ルアーが絡まったアオサギが
とまる場所と同じです。

しばらく様子を伺い
やおら川に降りて
餌を探します。




たくさんの水鳥たちが
この川にやって来ます。

教科書にも載っています。

2017年02月05日 06時01分07秒 | 日記
小学5年生の理科の教科書を
開く機会があった。

最近の教科書は
AB判で大きい。
上下ではなく
一冊になっているため
ずっしり重い。

本をめくってみると
グラビア写真集と
見間違うほどカラー写真で
あふれている。

一番最初のページは
「花のつくり」と言う
勉強である。
大きくアブラナが
取り上げられている。


(アブラナの花には
実になるところがあるのだろうか?)
「観察」
アブラナの花には
花びらとがくのほかに
めしべとおしべがある。




実の中には
たくさんの種子が
入っている。

「考察」
花のつくりと
実のつくりを比べると
花びらが散った後
めしべのもとの
ふくらんだ部分が育って
実になると考えられる。




以上が
教科書の記述である。
(写真はfukurou撮影 )

アブラナは身近で
観察しやすい花である。

ひとつの花の中に
雌しべと雄しべがあり
基本的な花の構造を持つ。

花弁とがくが4枚。
雄しべが6本。
雌しべが1本
おまけに緑色の
蜜腺まである。


こんな勉強を通じて
植物をより身近に
感じてほしいと思った。

ただ雄しべ
雌しべ
がく
まで教えておきながら
「めしべのもとのふくらんだ部分」
はないだろうと思う。

子房と言う言葉を
教えないのは
どうしてなんだろうと
疑問が残った。

(株)新興出版啓林館 わくわく理科5 参照




もうすぐ菜の花忌です。

2017年02月04日 06時31分50秒 | 日記
昨日の散歩は
菜の花に誘われて
いつもと違うコースを
歩いてきました。




2月12日の日曜日は
司馬遼太郎氏の命日
「菜の花忌」です。

没後21年目を迎えます。
東大阪市下小阪の
司馬氏の自宅に建てられた
司馬遼太郎記念館では
午後2時から
館長トークが
開かれます。


記念館の最寄り駅は
近鉄奈良線八戸ノ里駅です。

大阪府立布施高校

駅前はもちろん
記念館までの道には
プランターに菜の花が
植えられて
道しるべになっています。






記念館の入り口には
ボランティアのおじさんが
立っておられ
少しお話を伺いました。


菜の花忌のこの時期には
全国から熱烈な司馬文学の
ファンが来館されるそうです。


大阪にお越しの折りには
ぜひお訪ねください。

これでもロゼット?

2017年02月03日 06時01分37秒 | 日記
冬の公園などで
地面に張り付いて
葉を広げている
植物を目にします。

八重咲きのバラの
花弁のように見えるので
ロゼットと呼ばれています。



これはセイヨウタンポポのロゼットです。

冷たい風を避け
太陽の光をたっぷり
浴びるため
地表にべったりと
張り付いているのです。

12月14日撮影した
アメリカオニアザミです。




これは昨日撮影した
アメリカオニアザミです。



寒さに堪え忍んでいる
姿ではありませんね。

今にも蕾を出しそうな
勢いに見えます。

この植物には
ロゼット状になる時期は
ないのでしょうか?
それとも大阪の気温が
高すぎるのでしょうか?

5月26日にアップした
大きな綿毛を追いかけてみると
ご覧ください。





ブログ一周年です。

2017年02月02日 06時02分22秒 | 日記
2月2日は
ブログを初めて
ちょうど1年の記念日です。

できるだけ毎日と
頑張ってきましたが
入院したりで
お休みもありました。

よく続けてこれたと
我ながら思っています。

今後ともおつきあい
よろしくお願いします。


1月28日の
kazuyooさん のブログで
ヒメリュウキンカの蕾を
見せてもらいました。

ひょっとしてと思い
散歩道近くの公園に
寄ってみました。

咲いていました!
去年は2月27日に
ヒメリュウキンカの花
アップしていましたので
今年はずいぶん早いです。

散歩へ行くときは
開花の準備中でした。


帰りに寄ってみると
しっかり営業中。


夕方小雨の中を見に行くと
もう閉店していました。


朝日光を浴びると開花し
夕方には閉じるようです。

花の中心に
雌しべが集まっており
そのまわりに
雄しべが多数あります。


この寒い時期に
黄色い花を見ると
ホッコリしますね。


本当の果実は?

2017年02月01日 06時01分31秒 | 日記
昨日は恥ずかしい思い出を
アップしてしまいましたが
イチゴにはもうひとつ
よく話題になることがあります。

イチゴの食べる部分は
果実なのかどうかと
言うことです。


普通の花では
雌しべが子房につながり
その子房が大きく育って
果実になるのですが
イチゴは違います。

イチゴは
花托と呼ばれる
花の付け根の部分が
太ったものなのです。

タンポポの綿毛が 
くっついていた台座の部分を
思い浮かべると
よくわかると思います。
この台座の部分が
花托なのです。
 

イチゴはこの花托が太り
赤くなったものなのです。
本当の実ではないので
偽果(ぎか)と呼ばれています。

それでは本当の果実は
どこにあるのでしょう?

タンポポでは
綿毛に果実がついています。
その果実は
花托についていたので・・・
もう分かったと
思いますが
イチゴの粒々が
果実なのです。


果実には
雌しべの頭柱の跡があると
以前のブログで書きましたが
この粒々一つひとつを
よく見ると
棒状の雌しべの跡が
ついています。


この小さな果実の中に
種子がひとつ入っているのです。

イチゴの赤い実を
縦に切ってみると白
い筋が見えます。


この筋の一本いっぽんが
ひとつの粒につながっています。


この白い筋が
イチゴの本当の果実に
水分や栄養分を
送っています。




次イチゴを食べるとき
まじまじと眺めてから
お食べください。

美味しくなくなる!
などと言わずに・・・。(笑)