♪シンガーソングライター★近井智沙子のブログ☆彡

シンガーソングライターは趣味と言い切る近井智沙子のちょっとした日常を書き留めます。

ラブ・ネバー・ダイ@日生劇場

2014-03-23 | アート・映画・演劇
観に行ってきましたミュージカル「ラブ・ネバー・ダイ」。
英語では“Love Never Dies”で、3単現のsが要るんだけどね。

これは、「オペラ座の怪人」の続編。
原作のガストン・ルルーの小説には続編などないのだが、
作曲家アンドリュー・ロイド・ウェバー自らが続編を熱望し、
ベストセラー作家フレデリック・フォーサイスに“その後の
ファントム”ということで小説をお願いしたらしい。

それが、『マンハッタンの怪人』という小説だ。「ラブ・
ネバー・ダイ」を観に行くにあたって、昨年のうちに
読んだ。本ではあまり感動しなかった。というか、これを
どうやってミュージカルにするんだろう?という疑問の方が
大きかった。それは同時にちょっとした期待でもあった。
両方を知る人が、むしろ「ラブ・ネバー・ダイ」の方を
好むようだし。

大阪でも公演してくれたら、わざわざ東京へ行こうとは
思わなかったけど、大阪公演はなさそうだったので、今回
遠征を決めたのだ。

このミュージカルはダブルキャストで、ファントムは
市村正親さんと鹿賀丈史さん。クリスティーヌは
濱田めぐみさんと平原綾香さん。他にもダブルキャストが
発表されていたけど、私が選んだのは、鹿賀ファントムと
平原クリスティーヌ。正直、濱田めぐみさん知らなかった
ので・・・。

開場時間くらいに日生劇場に着き、重たい荷物を預かって
もらおうとクロークへ行ったが、預けられるのはコート類のみ
との立札が・・・。小荷物は客席へと書いてある。
ちょっとイケてない。東京でしかやってくれないくせに~!
仕方ないので、2泊3日の荷物とパソコンを席まで持ち込む。

さらに客席で待っていたら、鹿賀丈史さんが体調不良で
市村ファントムとの放送が!・・・いや、別にいいんだけど、
平原クリスティーヌが観たかったから。でも鹿賀ファントム、
観たかったんだよね~。

そんなわけで、プチダブルショックを受けて観た公演だった
けど、やっぱりロイド・ウェバーすごいね。当然のことながら
時折「オペラ座の怪人」の旋律も出てくるのだが、それ以上に
優しく美しいメロディーが紡ぎ出されていて、瞬時に物語へ
誘われる。もちろん、音楽は生演奏。

ファントムとクリスティーヌの再会のシーンなんて泣くとこでも
何でもないのに私は泣きそうになってしまった。

いや~、平原クリスティーヌ・・・声質では私の中のイメージでは
クリスティーヌとは違うのだけど、やはり高音域もしっかり
声が出ていて気持ちよかった。

市村ファントムは・・・彼の「オペラ座の怪人」は見たことない
けど、染み付いてるやろね。逆にその安定が安心感を与えて
しまって、もうちょっと危険な香りのするファントムが良かった
かなー。鹿賀さんインフルやったんかなー?

それから、びっくりしたのがクリスティーヌにグスタフという
子供がいるんだけど、その子役、加藤清史郎くんだったんだよね。
最初気づかなくて、この子、歌うまいなーと思ってみてたんだけど、
休憩にパンフレットを見るとグスタフ役は3人いたけど、この日は
清史郎くんだったようだ。

小説『マンハッタンの怪人』とは、ジリー母娘の設定が違っている
ので、最後のクライマックスはどうなるんだろうと思っていたら、
そう持っていったか!みたいな展開で、、、でも泣いてしまったなー。
結末は小説で読んでいるので知ってるんだけどね。だから、泣かない
だろうと思ってたんだけど。

だけど、やっぱり私は「オペラ座の怪人」の方が好きかな。

しかし、鹿賀ファントムを見たい^^; 濱田めぐみさんも
劇団四季出身で圧倒的な歌唱力の持ち主らしいから観てみたい。
だからもう1回観てみたいとは思う。大阪に持ってこようよ!
って誰に言うてんねん?(苦笑)
コメント
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