逍遥自在

日々のあれやこれやを気ままに発信します。

当然のなりゆき。

2010-01-12 22:39:52 | Weblog
今日ワイドショーを観ていたらJALの再建問題を取り上げた中でコメンテーターとしてOBがいろいろと語っていたがその中でちょっと許し難い発言があった。
「JALが持っていたお客様を大切にする心そう寒いとお客様が感じる前に毛布をそっと届ける。この細やかな気配りは日本人にしか出来ないサービス、このようなサービスをしていけば必ず会社は立ち直りまた憧れの会社に戻れるはずだ。」と言う内容だった。
お客を大切にしていただろうか?JALは・・・。



私の年代ではJALと言えば高嶺の花の就職先だった。
海外へ仕事とは言え行ける事は夢のようだったからだ。
私も受験してみたかったが身長が足りず資格が無かった・・・。

その後、自分の稼ぎで海外旅行へ行けるようになったがJALはほとんど利用していない。
その理由は航空券代が高く薄給の身では無理だった。
しかし就職し10年が過ぎる頃から円高も手伝って海外旅行がグッと安くなり誰でも行けるようになって来た。

そんな頃、確か平成7年に初めてJALを利用した。
当時、身内がパリに赴任しており私と友人の航空券をパリのJALツアーで手配してくれた。
お盆の時期にも関わらず日本で買う半額くらいで買えたのでうれしかった。
(日本では有名でも海外ではJALはやはりアジアの一航空会社、当然航空券は安く売られていた。)
国際郵便で航空券が届くと友人の名前が間違っていた。
JALのコールセンターへ申し出るとすぐさま訂正してくれた。
「さすが、JAL.信頼の翼だけのことはあるな。」と安心し出発当日を待った。
しかし出発カウンターで思いもよらない対応が待っているとはこの時は知る由も無かった。

当日、成田のJALカウンターで地上職員が航空券とパスポートのスペルを比べこう言ったのだ。
「パスポートとお名前が違うので出国出来ません。ここでは訂正が出来ないので今日のフライトには乗れませんよ!ちゃんと確認しておかなければ駄目じゃないですか!」
友人はショックで二の句が継げずにいます。
コールセンターへは私が電話していた。
私:「スペルが違うことはコールセンターへ電話をし直してもらっています。確認してください。」
JAL:「どこのコールセンター?場所は?担当者の名前は?」
私:「電話した先は家に置いて来た『るるぶ』に載っていたので今から同じものを買ってきます!」
JAL:「じゃ、持ってきてください。」
友人をその場に残し空港内の本屋で『るるぶ』を買うとダッシュで先ほどのカウンターへ。
本来ならJAL側が調べるべきだと思うけれど。
私:「ここの番号へ一昨日の2時頃にかけましたよ。名前は覚えていないけれどその時間に働いていた人を調べて下さい。」
JAL:「名前覚えてないんですか?」

こんなやりとりをしているとどこからともなくカウンターの責任者と言う男性が現れた。
部下から顛末を聞くと航空券をしげしげと眺め始めた。
JAL:「ちょっとこちらへ来てくれますか?」
私:「はい。」
カウンターの隅っこへ連れて行かれる。
JAL:「お客さん、このチケットどこで買いました?」
私:「パリのJALツアーです。」
JAL:「困るんだよね。海外で勝手に買って名前が違うと騒がれてもさ。ちゃんとしたところで買ってよ!」
私:「JALツアーってJALの関連会社ですよね?」
JAL:「まあそんなところだけど関係無いって言えば関係無いんだよね。」
私:「ところで私たちは予定の便に乗れますよね?」
JAL:「今から名前の変更は間に合わないから駄目だね。お盆の時期で明日も明後日も満席だからいつ乗れるかは約束出来ないよ。」


脅しのような対応を受けていると先ほどのカウンター職員が何かを発見したらしく慌てて飛んで来た。
何やら男性と話し込んでいる。
気まずそうな顔つきだ。
こちらへ戻ると
「お客様申し訳ありません。仰るとおり名前は訂正されていました。私どもの確認不十分でした。さっそく搭乗券を発券致します。少々お待ちください。」

出国できることになり安堵する私たち。
ところが
「申し訳ありませんが非常用の席しか生憎残っていません。更にこちらは喫煙席になりますが宜しいでしょうか?」
「嫌です!そもそも一時間もそちらのミスに振り回されたのですからどうにかしてください。私たちはファーストでもビジネスでも我慢しますから禁煙席で用意してください!」
「生憎本日は満席でして・・・。」
結局、喫煙席でパリまでの13時間を過ごすはめになった。
JALの失態の理由はパソコンのカーソルを下までスクロールしなかったために訂正文言に気づかなかった単純なものだった。

高嶺の花だった会社の実態がお客を大事にしない会社だと思い知らされ情けなくなった。
これ以降、自ら航空券を買ってJALには乗っていない、いやこの時のことがトラウマで怖くて乗る気になれないのだ。
現在のJALの状況は当然のなりゆきだと私は思う。



横浜のんびり旅。 その2

2010-01-12 11:08:18 | Weblog
関内駅に12時集合し荷物をホテルへ預けお昼ごはんを中華街へ食べに行く。
連休始めの中華街は思ったほどの混雑も無く歩きやすい。

先ず関帝廟へお参り。
皆がそろえた事を感謝する。
 
フトコロが寂しいことを忘れさせるほどの絢爛豪華な中国仕様。



 
本殿。
屋根の上に何かが・・・。

  
  
  
よーく見ると「地球」が載ってますよ!
ちゃんと正面は日本になってますね。



  


  
  
さあ、お参りも済んだのでご飯にしましょう。


  
関帝廟まん前の「茘香尊酒家」に入る。
ちょうどランチバイキングをやっていたので飲み好きな私たちにはゆっくり出来るしちょうど良い。 



  

  
いろんなメニューはあったけれど先ずは点心を適当に見繕う。
その後は飲んで食べてを繰り返し・・・。
お味は・・・・、ビールがすすんだので良しとしましょう。



    
普段は甘い物を食べないがバイキングなので”元を取ろうと”欲が出て意地汚く中華スィーツを食べる。
エッグタルトは甘みが薄く美味しかった。(実はもう一個食べてしまった。) 
手前の白いのは杏仁プリン奥のはマンゴープリン、どちらも美味しかった。

膨らんだお腹を抱え元町へと繰り出しましょう!!