たわいもない話

かくすればかくなるものと知りながらやむにやまれぬ大和魂

寂しい

2009年06月12日 16時39分39秒 | 雲雀のさえずり
結ばれし 縁も遠く 朽ち果てて 浜辺たたずむ 我が身さみしき




波の音ってどんな声



時化の日、凪の日、大声で怒鳴り、囁くように、波は生き物のように形を変えて押し寄せる。

海辺の散歩を始めて、はや三年。

僕にとって、のどに刺さった魚の骨のように

いまだ解決できない。いや、解決できないかも。

いや、永遠に解決できないだろう問題がある。

それは水平線から、湧き上がるように押し寄せる波。

波の音の奥深さ。

散歩しながら目を閉じ、耳を澄ます。

この音、この声、どう表現したらいいのだろう?

並べる文字が浮かばない。

太陽の光を浴び、眩しくかがやく白波を背に、今朝も散歩を終えた。

明日は波に聞いてみよう。

君は僕に何が伝えたいのかと。

そして僕が、君の何を伝えればいいのかと。

コメント
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