誰も知らない南の島

いつか南の島にいきたい

大きな魚と小さな魚

2007年09月10日 | Weblog
北欧では魚の大きさにより漁の制限があり、小さな魚を水揚げしていると罰せられる。魚網の目を粗くしなければならない漁師にとっては不自由なことだが、結果的に、小さな魚が保護され、大きな魚の漁獲量が増え、漁師の収入も増える。
この話の要点は、大きな魚、つまり成長した魚は、キログラムあたりで成長していない魚に比べて高価で取引されるということだ。
成長した魚は脂が乗っていて旨いのだ。
成長した魚が尊重される傾向は日本にもあり、成長により価値の増す魚は出世魚といわれ、ハマチから鰤へと名前も変わっていく。
ところが、最近のテレビによると、小さな魚、つまり成長途上の魚でも結構いい値段で売れるようになったという。海外の人たちが海の魚の旨さに目覚めたのだ。彼らは少し小さめの魚でも喜んで買うという。日本の漁協の人たちは、小さな魚のいい買取先ができたと喜んでいた。
しかし、このまま魚網の目が小さいままだと、未成長魚の漁獲制限が実現できなくなる。
資源の急速な枯渇が心配だ。

旅芸人の記録

2007年09月10日 | Weblog
内容(「DVD NAVIGATOR」データベースより)
『アレクサンダー大王』などの作品で知られるギリシアの世界的映画作家、T・アンゲロプロス監督の代表作を集めたDVD-BOX第1弾。旅芸人一座の波乱に満ちた旅を描く『旅芸人の記録』の他、『1936年の日美』『狩人』の現代史3部作を収録。

テオ・アンゲロプロス全集 DVD-BOX I

紀伊國屋書店

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製作資金に窮した若き映画監督の下へ舞い込んだ資金提供の条件とは/白と黒の恋人たち

2007年09月10日 | Weblog
内容(「DVD NAVIGATOR」データベースより)
P・ガレル監督自身が、60年代末に運命的な出会いを果たしたヴェルヴェット・アンダーグラウンドの歌姫・ニコとの愛の日々をモノクローム映像で綴る。映画の製作資金に窮していた若き映画監督の下へ舞い込んだ資金提供の条件は、何とも皮肉な内容だった。
白と黒の恋人たち

メディアファクトリー

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俺たちにも明日はない /団塊の世代 ~あの頃君は若かった~セット

2007年09月10日 | Weblog
内容紹介
『俺たちに明日はない』、『狼たちの午後』、『ワイルドバンチ』…。
その名を聞いただけで、血湧き肉躍る、名作中の名作が、お買い得なセットで登場!団塊の世代に贈る、最強のコンピレーション!
作品内容

俺たちに明日はない
暴力脱獄
ディレクターズカット ワイルドバンチ スペシャル・エディション(2枚組)
ディレクターズカット ワイルドバンチ 特別版(1枚組)
ビリー・ザ・キッド 21才の生涯 特別版(2枚組)
狼たちの午後 スペシャル・エディション (2枚組)
大統領の陰謀 スペシャル・エディション(2枚組)
団塊の世代 ~あの頃君は若かった~セット

ワーナー・ホーム・ビデオ

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刑務所で希望をもつのは禁物だ/ショーシャンクの空に

2007年09月10日 | Weblog
Amazon.co.jp
スティーヴン・キングの『刑務所のリタ・ヘイワース』を映画化したのが本作である。
妻とその愛人殺しの容疑で終身刑の判決を受ける、銀行マンのアンディ。無実の罪ながら投獄されるが、決して希望を捨てず、自由を得られる明日を信じ続ける。一方、古株の囚人レッドはそんなアンディに、「刑務所で希望をもつのは禁物」だと忠告する。アンディとレッドの友情を中心に、ショーシャンク刑務所で生きる男たちのさまざまな人間模様を描いていく。人生の不条理や悲しみを問いかけながらも、たどり着くラストシーンは見る者の胸をさわやかに、だが強く打つ。
いつも静かで穏やかだが、内面に強い意志をもち続けるアンディを演じるのは、ティム・ロビンス。その友人レッドに、モーガン・フリーマン。長い囚人生活に疲れはてていたが、忘れていた希望をとり戻していく姿がいい。監督は『ザ・フライ2』を手がけたフランク・ダラボン。(古屋葉月)

ショーシャンクの空に 公開10周年メモリアル・ボックス (初回限定生産)

ワーナー・ホーム・ビデオ

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寛永末の日置藩夙谷に生まれたカムイは誇りを得るには強くなる以外にないと信念を持つ/カムイ伝

2007年09月10日 | Weblog
出版社 / 著者からの内容紹介
▼第1章・誕生▼第2章・カガリ▼第3章・剣▼第4章・マスドリ●主な登場人物/カムイ(差別の壁を力で乗り越えようとする夙谷の少年)、正助(才覚溢れる貧しい農民の子)、草加竜之進(次席家老のひとり息子)●あらすじ/幕府による厳しい身分制度がしかれていた江戸時代。その寛永年間(1624~1634年)末の日置藩七万石領内。厳しい差別を受けていた人々の集落は、夙谷(しゅくだに)という地域にあった。その夙谷に生まれたカムイは、このような社会の中で“生きる誇りと自由”を得るためには、自分が強くなる以外に方法はないという信念を持つ。そんなカムイがふとしたことで知り合いとなった少年の正助。貧しい農民の子として生まれた彼も、カムイほどではないにしても恵まれない境遇にあったが、いつかは現在の境遇から抜け出して自分の家や田が持てる立場になりたいと願っていた。ある日、カムイの母親が重い病にかかるが、夙谷の病人ということで町の医者から診察を拒否される。自分の母親が、ろくな手当ても受けずに死んでしまったことで、言いようのない怒りを感じたカムイは、その怒りを森で出会ったイノシシと戦うことで晴らそうとする。しかし、逆にカムイは傷ついて意識を失ってしまうが、偶然、通りかかった正助により助けられる。一方、日置藩では新しい蔵方役による不正な年貢の取り立てが、問題となっていた………●その他の登場キャラクター/日置藩主、弥助(カムイの父)、ダンズリ(正助の父)、花巻村の庄屋、吉兵衛(かつて日置藩であった百姓一揆の指導者)、草加勘兵衛(日置藩の次席家老)、橘軍太夫(草加勘兵衛に敵意を抱いている日置藩の目付け)、橘一馬(軍太夫の息子)、横目(目付けの手先となって働く夙谷の頭)、笹一角(日置藩の剣法指南役)、水無月右近(笹一角を打ち負かした浪人)、伊集院(学者)、笹兵庫(水無月右近に敗れて脱藩した兄の代わりに剣法指南役となる)、仁助(カムイの喧嘩友達)●その他のデータ/中沢新一(『いずれ、大海に、巨船が……』エッセイ)

出版社からのコメント
徳川幕府による厳しい身分制度下、権力の重圧にあえぐ者たち。多彩な人物群と雄大な構想、透徹した歴史観で綴る白土劇画の代表作であるばかりでなく、日本コミック史上に燦然と輝く名作。
カムイ伝 (1)
白土 三平
小学館

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