誰も知らない南の島

いつか南の島にいきたい

本土の遥か南方に位置する熱帯の島・沖縄を、日本は常に、自分より劣った遠い親戚のように扱ってきた

2009年12月08日 | ふたりの真希
第二次世界大戦末期、あの悪名高い沖縄戦(英語の呼び名は「鉄の暴風」)では約20万人が死に、民間人の四分の一が犠牲になった。ノーベル賞作家・大江健三郎氏は「沖縄ノート」でこの悲惨な出来事をつづり、旧日本軍が沖縄住民に降伏を許さず自決を強制した様子を記録した。東京の日本政府がこの件に関する記述を歴史教科書から削除しようとした2007年には、10万人の沖縄の人々が抗議行動を起こしている。

アメリカによる日本占領が1952年に終わった後も、米政府は沖縄を手放さなかった。太平洋における最重要な軍事基地だったからだ。アメリカの沖縄支配は1972年まで続いた。沖縄が日本に復帰した後も、米軍基地としてアメリカに提供した土地は日本の立ち入りが許されない米軍支配下のまま。総面積は沖縄本島面積の五分の一にもあたる。

日米交渉のテーブル上に沖縄が揺らめく(フィナンシャル・タイムズ) - goo ニュース

ファイナンシャル・タイムズですらも、このように認識している。
では、日本のメディアはどうか。

夜明け前の岸辺でバーニーズ・マウンテンドッグと走る

2009年12月08日 | ふたりの真希
毎日、未明に起きるようになるとは考えてもいなかった。
しかし、家に来たバーニーズが家人では、散歩させることができないほど大きくなって、朝晩の散歩は私に任されるようになった。
通勤の都合を考えれば、早朝と深夜にしか散歩の時間はない。
そんなわけで、図らずも、夜明け前の散歩となった。

しかし、十二月の夜明け前といっても散歩の後半には東の空がほんのりと明るくなっている。
年の瀬の凛とした空気の中をもうすぐ二歳になるマウンテンドッグが、少し大人の足どりになって歩く。
犬の体重は40キロを超えたけれど、毎日朝晩の散歩で足取りは軽い。

そして、メタボリック・シンドロームの私の足取りも、いつのまにか軽くなった。



犬語の話し方 (文春文庫)
スタンレー コレン
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