各務原市主催の2024年前期の生涯学習講座のひとつ「ペパークラフトでお城を作ろう」に
参加したのでその記録、所感などを記します。
今回の参加者は8人で、5回の講座(一回,、一時間半)で、1/200の犬山城作りに
挑戦しました。なお、使用したペパークラフトはファセット社の製品です。
ペパークラフトとは少し厚手の紙にお城の部品が印刷されていて、それらを
カッターナイフで切抜き、講師のアドバイスと手順書に従い、順次、接着剤で貼り合わせて
お城を組み立てて行く工作のことです。6時間程の時間を費やして完成したのが添付の写真です。
初めて経験ですので、仔細ににみれば、不出来な所もありますが、全体的にはかなりの
出来栄えと思っています。
以下に、今回の経験から得た感想・所感の幾つかを記します。蛇足ですが、
あくまでも個人的な感想・所感であることご承知おき下さい。
(1)幼いころ、模型などを作った時の没入感、達成感が老人になっても
失われていないのに驚きました。
(2)工作中は完全に集中していましたので、終了後のリフレッシュ感が
大きいく気分転換に大いに役立つと思います。
(3)工作には手先の動き、組み立て方法・順序などの頭脳の働きも
必要ですのでフレイル予防にも効果があると思います。
(4)ファセット社には、現在50種のお城が販売されてますので
今後も色々な城作りにチャレンジする積りです。
山行年月日:2023年11月25日(土)、晴れ、穏やか
参加者:G.G.他5人(計6人)
アクセス:各務原7:00→小牧IC→(中央道)→(長野自動車道)→塩尻IC→9:50山の神自然園駐車場
沿面距離≒6.5 km/所要時間≒4:20 hr.(昼食、休憩を含む)/累積標高≒±650 m
コースタイム:駐車場9:58→10:15登山口→11:53霧訪山、昼食12:49→14:18駐車場
霧訪山の配置図:
霧訪山がアルプス展望台として有名であるのは霧訪山が北ア、中ア、南ア、八ヶ岳などの
諸大山脈の中央に位置しているからです。下図の赤十字が霧訪山の位置です。
GPSトラック図:
駐車場の標高が約800 mであり、高低差は約500 mであり体力的に問題ありません。
登山道は歩き易く、緩斜面で、標識は完備していませんが、道迷いの心配もありません。
難を言えば、駐車場のトイレの整備状況が良くありません。
(1目盛り:250m)
トラックの標高図:
山行レポート:
・歩き始めると直に「雄床山神社」と言う、名前も造りも一風変わった小さな神社に着きます。
由緒書きなどが無く、ネットで調べても記事がなく何の神社か不明です。
・駐車場から15分で登山口に着きます。
・山頂までの道は林間で眺望なく、時折、東側に雪を頂いた円錐形の蓼科山が望めます。
林間から頂上に飛び出すといきなり、息を飲むような八ヶ岳連峰~霧ヶ峰の大パノラマと
南アルプスの2大パノラマが目に飛び込んできて大感激でした。
八ヶ岳連峰の大パノラマ
南アルプスの大パノラマ
・余りの大展望に思わず、南アルプスをバックに記念撮影
・北西方向に見える筈の北アルプスと、南西方向に見える筈の中央アルプスは
雲に遮られて全く見えず、残念でしたが左程、落胆はしませんでした。
何故なら、私達の住んでいる岐阜からは遠距離ではありますが北アルプスを
遠望するチャンスは多々あります。又、中央アルプスは中央道沿いであり、
山行の折にしばしば行き来するので見慣れた山です。
というわけで十分に満足して山頂を後にしました。
・帰途、塩尻市内でりんごの直売店に立ち寄り、多少時期外れで店は
閑散としていましたが、立派なりんごをお値打ちに購入してきました。
・中央高速の駒ヶ岳SAに休憩した時には、夕暮れの気配が漂っていましたが、
冠雪した中央アルプスの南駒ケ岳、仙涯嶺などが姿を見せてくれました。
霧訪山では中央アルプスの姿を見られなかったので、思わぬプレゼントを貰ったようで
嬉しくなりました。
雑 感:
・八ヶ岳連峰~霧ヶ峰と南アルプスの大パノラマを心行くまで愛でられたのはラッキーで、
思い出に残る大満足な山行でした。
・隅から隅まで展望できた良かった半面、余すところなく見てしまったので、今までのような
期待を持って、眺められなくなったのでないかと一抹の寂しさを感じました。
・是非とも再訪して、今回、果たせなかった北アルプスと中央アルプス、欲を言えば浅間山、
四阿山などを含んだ越後山脈も眺めてみたいものです。
・強いて、難を言えば、岐阜からは車の走行距離が長く、ドライバーの負荷が大きく
交通事故が心配です。
Ⅰ.まえがき:
各務原市、中部学院大学などが主催した大村崑(コメディアン・俳優、92歳)氏による
講演会が2023年11月26日にあり参加いたしました
良い講演でしたので、その概要と感想を述べました。各位のご参考になれば幸いです。
Ⅱ.崑ちゃんの第1印象:
1.登壇した姿勢の良さに驚きました。
2.筋トレ、その他の運動を始めた結果、若返り、体形、表情、仕草、話し方、
雰囲気等が若々しく。90歳超の年齢を全く感じさせません。
3.体力年齢は50歳?と言っていましたが、頷けます。
Ⅲ.明るい人と暗い人:
人間には「明るい人」「普通の人」「暗い人」の3種があります。その判別は
集合写真を見ると一目瞭然です。
明かるい人は写真の真ん中に、暗い人は隅か後ろに並びます。
一般的に明るい人は積極的、暗い人は消極的です。
明るく振舞まうようにしましょう。
Ⅳ.若さの秘密:
1.若返った要因は86歳から始めた週2回のジムでの本格的な筋トレと、
自宅での種々な運動にあるそうです。
2.筋トレと種々の運動の効果:体形の改善以外に体調が最高、頭髪が太くなり、黒髪が出てきたり、
歯も入れ歯はなく、全部自前のだそうです。
Ⅴ.自宅での運動:
ジムに行けなくても自宅で運動でも若返りは可能だそうです。
1.崑ちゃんが実践しているメインのメニュー:
⓵スクワット、⓶ゴムバンドを使用した腕・肩の運動、③腿の上げ下げ、
④ダンベル(4 kg)を持って腕の上げ下げ, ⑤かかと落としの5種類をセットとし、
毎朝、20回ずつ行う。
更に、各種目の間にハンドグリップで握力強化を10回行う。
2.その他のメニュー:
⓵適時、ゴルフボールを足裏で転がす、足指で掴む、⓶正座し発声練習する。
Ⅵ.人生の指針:
運動だけでなく、気の持ちようも大切です。そのため「かきくけこ」を
指針にしているそうです。
即ち、他者への感謝(か)、色々なことに興味(き)を持つ、工夫(く)する、
健康(け)に留意する、異性にたいして恋心(こ)を失わないことを大事にしています。
Ⅶ.あとがき(感想):
私たちに高齢者に大きな希望と元気を与えてくれるとても有益な講演内容でした。
拝聴しての感想などを次に述べます。
1.崑ちゃんを見ていると老人臭い所は全くなく、体力、気力が充実し、頭脳明晰で
人生を謳歌していると見受けられます。
高齢者、特に後期高齢者の良いお手本になるでしょう。
2.私は86歳の後期高齢者で最近はとみに体力、気力の減退を痛感していますが、
92歳の崑ちゃんを目の当たりし、適切な運動をし、人生訓(指針思います)に従えば、
まだまだ体力、気力が充実し、頭脳もそれなりに明晰な人生が持続可能であろうと確信しました。
3.崑ちゃんが奥様の勧めで、筋トレを始めたのが86歳の時だそうです。
奇しくも、私も現在、86歳で日頃、ウオーキング、ハイキングなどをし、
老化防止に努力していますが、これからは、崑ちゃんが実践している運動を見習って、
積極的に若返りに励んでみようと思います。
4. 86歳は世間一般では老人で、この年から筋トレを始める発想はないと思いますが、
崑ちゃんを見て、「始めるのに遅すぎることは無い」と言うことの生き証人だと思いました。
5.最後に「高齢者」と言う言葉は社会から疎外されたわびしい感じが伴うので、
今後は「幸齢者」を目指しましょうとエールを送ってくれました。全く同感です。
昨日(2023.11.19)、岐阜県揖斐川町にある鍋倉山(1049m)登山に出かけましたが
登山口へのアプローチを間違えて登山を断念する羽目になりました。
時間が余りましたので、揖斐川町春日にある、人呼んで「天空の茶畑」を訪問してきました。
眼下の狭隘な小斜面に茶畑(主にやぶ北茶)があり、谷間からは伊吹山の北尾根の御座峰、大禿山など
山並みのが望めるユニークな景色が展開していました。
散策と言っても、かなりの急斜面を登るミニハイクですので、足元が滑りやすく危ないので
ストックの使用お勧めします。因みに、出発点の売店には沢山のストックが用意されていました。
催行年月日:2023年11月4日(土)、無風快晴
参加者:36人
アクセス:(往路)犬山駅9:00→(犬山市バス)→美濃太田9:56→(長良川鉄道)→10:27美濃市駅
(復路)観光ふれあい広場(バス駐車場)15:40→(犬山市バス)→犬山駅
沿面距離≒6.3 km/所要時間≒4:00 (昼食、見学を含む)
歩行コース:美濃市駅10:50→10:55旧名鉄美濃駅→11:25道の駅、にわか茶屋、昼食12:30→12:40美濃橋→
12:50川湊灯台→13:00観光案内所→13:15あかりアート館→14:00旧今井家住宅→クスの巨木→
14:15小坂酒造→山田家ギャラリー→14:30円通寺→14:35今廣酒販店→15:50観光ふれあい広場
■ノルディックウォーキング旅の概要:
犬山駅から美濃太田駅までバス(犬山市の福祉バス)にて美濃太田駅まで移動。
長良川鉄道に乗車し、美濃市駅まで田園風景の中を30分程、昔懐かしい列車旅を楽しむ。
美濃市駅からノルディックウォーキングを開始する。
約4時間(昼食時間を含む)、市内の名所旧跡を見学し、観光ふれあい広場(バス駐車場)に戻る。
ここで往路と同じバスに乗車し一路、犬山駅に戻り、無事に解散した。
■ノルディックウォーキンの詳細:道順(時系列)に見学各所の概要を紹介します。
(1)出発:快晴の中、犬山駅東口を2台のバスに分乗して美濃太田駅に向かう。
(2)長良川鉄道:
昔懐かしい雰囲気のディーゼルカーに乗車し、レールの継ぎ目の心地よい
振動でまったりした気分になり、田園風景の中を走り美濃市駅で下車。
(3)美濃市駅舎:
開業当時の面影が残っていて、国指定の文化財になっています。
(4)旧名鉄美濃駅:
廃線になった美濃町線の駅舎と車両が良く保存・展示されています。
これらも国指定文化財です。
因みに敷地の一画に美濃市出身の歌手、野口五郎の歌碑が建っています(笑い)。
(5)道の駅 美濃にわか茶屋:
ここで昼食です。道の駅ですから地元の農作物が豊富に並んでいました。
因みに昼食に鮎を食したいと思っていましたが、残念ながら売り切れでした。
土産に昔懐かしい「栃の実せんべい」「瓦せんべい」「野菜」などを購入。
(6)美濃橋:
大正5年に竣工の日本最古の近代吊橋で、国の文化財に指定にされています。
皆で橋を往復しました。
(7)上有知川の川湊:
長良川の川湊で、明治末に鉄道が開通するまで水運の要点として使用されていました。
湊の灯台は住吉灯台と呼ばれ江戸時代に建設されました。
上有知川湊跡として県の史跡に指定されています。
(8)美濃市の繁華街(その1)
観光繫華街の一つで、見どころとして、美濃和紙あかりアート館、旧今井家・
美濃資料館などがあります。中心に銀行があり、往時の銀行の重要性が偲ばれます。
(9)美濃和紙あかりアート館:
和紙で作った様々なランタンが展示されています。
エントランスにはかわいい猫ちゃんがお出迎えです。
毎年秋の夜に「美濃和紙あかりアート展」が開催されるそうです。
(10)旧今井家住宅・美濃市資料館(市指定文化財):
江戸中期に建設された美濃和紙問屋の大邸宅で、中庭の水琴窟、美濃資料館、
うだつ蔵、にわか蔵など見どころが一杯です。
特に興味深かったのは「にわか蔵」で、江戸時代後期に始まった「にわか」とは
各町内の若い者が演じた「社会風刺」的な内容の寸劇で、その内容が人形などを
使って解説されています。
(11)美濃市の繁華街(その2):
もう一つの観光繁華街で、こちらも銀行が中心に位置しています。
こちらでは、クスの巨木、小坂酒造、今廣酒販店、山田家ギャラリー、
円通寺に立ち寄りました。
(12)クスの巨木:
観光地図「美濃マップ」では巨大なクスの木と紹介されていますが、
楠の木としては巨木と言うほど巨大ではありませんでした。
(13)小坂酒造(国指定重要文化財):
うだつ造り、むくり屋根(かまぼこ型の屋根)が特徴の堂々とした
建物の蔵元で、ブランドは「百春」と言います。
(14)今廣酒販店:
全国の特徴ある地酒を取り扱っている酒屋さん。帳場にある明り取りの構造が興味深い。
ここで、土産に製造ロットナンバーの札が付いた珍しい原酒を一本買いました。
(15)山田家ギャラリー:
見越しの松が洒落ている古民家を市民用のギャラリーとして使用していました。
(16)円通寺:
江戸時代初期に創建された妙心寺派寺院。境内には上有知出身で江戸時代後期の
儒学者(頼山陽の高弟であった)村瀬藤城の墓があり市指定の文化財になっています。
(17)購入した土産物:
昔懐かしい「栃の実せんべい」「瓦せんべい」「赤カブ漬」、ロットナンバーが付いた
「幻とは天に入らぬこと」(原酒)、野菜等
■ 雑 感:
(1) 列車旅がとってもノスタルジックで暫しタイムスリップしました。
(2)見どころ多数、適度な歩行距離、フレンドリーな人々、落ち着いた街並みなど、
好印象の観光地でした。
(3)今回は団体行動であり、グルメを楽しむ余裕はありませんでしたので、
折があったら再訪し食も楽しみたいものです。
(4)後日談です。日本酒と赤カブ漬は相性が良く毎日楽しんでます