山行年月日:2017年1月7日(土)、晴、小春日和
参加者:G.G.他9名(計10名)
歩行距離:約14 km/所要時間:6:50(昼食、休憩、拝観を含む)
コースタイム:
羽黒駅8:50→9:40大宮浅間神社→10:15 尾張富士10:25→11:50白山神社、昼食12:20→12:45三角点→13:30本宮山登山口→14:05本宮山14:20→14:40信貴山14:50→15:10大縣神社15:20→15:40楽田駅
GPSトラック
名鉄小牧線「羽黒」駅→大宮浅間神社→尾張富士→入鹿池湖畔→白山→本宮山→信貴山(寺名)→
大縣神社→「楽田」駅へと周回した。
因みに、本トラック図はスマホGPSナビ“ジオグラフィカ”で記録し、カシミール3Dで展開した。
(1目盛:約600m)
(核心部のトラック、クリックすると拡大)
GPSトラック標高図:
標高差200m位のピークを3回登降するが特段の急登はなく気楽に歩ける。
白山神社から少し戻り「温泉プール」と書かれた手書きの看板の所で左折して三角点へ向かう道が少々分かり難いので注意。
歩行距離は14kmの長丁場であるが、コース全体としては歩きやすい。
山行リポート:
■先ずは大宮浅間神社にお参りし1年の健康と安全登山を祈願する。
■尾張富士は石上げ祭りで有名である。普段の参拝者向けに石上げ用の石が積まれていた。100円のご芳志を箱に入れサインペンで願い事を書いて山上まで運ぶことにする。
■険しい岩だらけの登山道の両側には「献石」と記された大小様々な石碑が並んでいる。
■途中、元ジャイアンツの王監督の石碑があり面白い。サインは「王 貞治」のようだ。
■尾張富士山頂の祠で2回目のお参りをし、1回目の記念撮影をする。足元の小石群は、参拝客が下から持ってきた献石である。
■尾張冨士を降りると明治村の正面である。少し進むと入鹿池湖畔に出る。ワカサギ釣りのボートが長閑に浮かんでいる。
■集落の中を通り白山への登山口への進路が多少分かり難い。事前に下調べが必要である。
林間の登山道は殆ど直登に近いが距離が短いので問題ない。
■上り詰めると白山社の祠の前である。由緒書には創建は大変に古く、景行(ケイコウと読む)天皇の時代と記されたいる。景行天皇は大和武尊の父と言われているが日本書紀の話であり、実在したとすれば4世紀頃と言われている。
■倉庫のような祠で3回目のお参りを済ませ、雄大な尾平野を眼下にしながらの昼食は至福のひと時である。2回目の記念撮影を済ませて次なるピーク、本宮山に向かう。
■往路を少し戻り、「温泉プール」と記された手書きの標識の所を“何で温泉プール”かと不審に思いながら左折して次なる目標の三角点に向かう。暫くすると送電線沿いの道になり、やがて県道の擁壁ぶつかるが落差が大きく直ぐには降りられず、少し南方に進んでから県道に降り立つ。
■次は本宮山の登山口を目指して県道を北上し、途中で愛知用水路の右岸に渡り、登山口に着く。登山口には何の標識もないが注意していれば容易に踏み跡に気付く。
■急登をこなし、ひと汗かくと大縣神社の奥宮である本宮山の祠の前に出る。祠の後ろに一等三角点があるので先ず挨拶する。
■西方には伊吹連峰の稜線が、東方に眼を転ずれば白銀に輝く中央アルプスの大展望が広がっている。中アの全容をこんなにもクッキリと展望するのは初体験で感動する。
(カシミール3Dのカシバードによる展望図)
■4回目のお参りをし、暫し展望を楽しんだので、3回目の記念撮影を済ませ、次なる目標の信貴山に向かう。
■信貴山は正確には尾張信貴山泉浄院と言い昭和7年建立の堂々たる大伽藍である。
ここで5回目のお参りをし、暫し、回廊から南方に広がる名古屋方面の大観を楽しむ。
肉眼では仲々に雄大な風景であるが、残念ながら、写真では雲が広がり迫力不足である。
■いよいよ、最終目標の大縣神社に向けて下山する。未だ松の内で、境内は初詣客で賑わっていた。ここのお宮さんは女の神様であるので姫に敬意を表し「姫の宮」に6回目のお参りをし、本殿で7回目のお参りを済ませる。
■本日の予定の3峰を無事に踏破し、更に7回もの「健康と安全登山」の祈願を済ませたので、神仏のご加護は間違いなしと思い、足取りも軽く、最終目的地の楽田駅へ向かう。
雑感:
■本コースは距離:14 km、所要時間:7時間余の長丁場であるが、景色も良く、見所が多く大いに楽しめる。
■大小5神社と1寺院に参拝でき、危険ヶ所は皆無で正月登山には絶好のコースである。
■今回もスマホGPSをコース確認に使用したが、スマホの収納場所はGPS受信に不適と思われるズボンのポケットであったに関らず、特段の不具合は無かったのは収穫である。