G.G.の徒然山遊録

岐阜各務原市周辺の低山の山行記録、折々の雑感、書評などの雑文を記し、山に関する情報を提供します。

真福寺山~百々ヶ峰(418m)周回

2015-01-28 | 山行

2015年1月25日(日)曇り、15℃
参加者:G.G.、他6名 (計7名)
コースタイム
駐車場()8:40→9:40眞福禅寺→10:40真福地山(電波波反射板)→11:25百々ヶ峰、昼食12:20
→13:05
行動時間:5:25(休憩、昼食を含む)
歩行距離:約6.2 km
コース:から時計回りに歩いたGPSトラックです。赤線は登り、青線は下りを示す。緯線、経線は10秒間隔
(約250 m)である。なお、下山後に松尾池に立ち寄り野鳥の見物をした。 

 標高図:コースの標高図を下に示す。真福寺山までの登りが斜度30度位の急登なのが分かる。

 
山行記事:
■百々ヶ峰には過去に3回登っているので、今回は未だ通ったことのないルートを選択した。登りは眞福禅寺の西側の西山四号墳ルートを、下降は南陵ルートを辿ることとした。
■眞福禅寺西側の墓地の中からの西山四号墳ルートに取り付く。標高差は300mで、斜度は30度位の急登である。最後の30m位はガレ場で踏み跡も定かでなく、2ヶ所の落石防止用の金網の傍らを攀じ登ると電波反射板の建つ真福寺山頂である。
■途中の休憩ポイントは南~西方向が広く開け中々の好展望である。西方向では、鷺山(斉藤 道三縁の鷺山城があった)を中心に県営球場から岐阜大学方面までが望まれた。

 
■南方向には、斉藤道三、その子の義龍、織田信長縁の岐阜城(稲葉山城)のある金華山から岐阜中心部が望まれた。

■真福寺山からは尾根の小ピークを拾って、1.5kmほど歩くと百々ヶ峰に着く。途中、真福寺山四等
三角点(342m)があり挨拶する。百々ヶ峰の展望台付近には日曜日とあって幼児も混じった、
老若男女が大勢登って来て、三々五々憩っていた。
三等三角点に挨拶してから、我々も記念撮影をし、ゆっくりと昼食を摂る。昼食は定番の熱々ラーメン
(今回はカレー味)と握り飯である。

 
■展望台に上がれば、北から南が広く開け、生憎の曇天で遠望は利かないが大展望である。今まで何回も眺めた景色であるが、西方に対峙している二つのピークの左側が芥見権現山で右側が各務原権現山である事を教えられた。どちらも標高は同じ(310m位)であるとことは知っていたが形までも似ていて双子のようであり改めて親しみを覚えた。


■百々ヶ峰を後に250m程、引き換えし、松尾池南口と書かれた標識の所で左折し、南陵ルートに入る。
道は良く踏まれていて、落ち葉が積もり足に優しく歩き易い。左側は谷を隔てて迫力ある岩壁が望まれる。
途中、右側に坑口注意と書かれた標識があり、深さ5m位の縦穴が明いていた。戦時中にでも何らかの
鉱石を採掘していた跡かも知れないが定かではない。

 
■駐車場近くの舗装道路に降り立ったが、時間も早いので近くにある野鳥飛来地の松尾池に立ち寄ってみた。水面にはオシドリ、マガモ、カルガモがのんびりと浮かんでいた。東屋付近の小枝ではヤマガラ、シジュウガラが数羽、可愛い姿を見せていた。特にヤマガラは人の手から餌を貰ったりして来訪者を喜ばせていた。

 
■余談:東屋付近には数人のカメラマンがいて、カワセミの飛来を待っていた。その中の一人がオシドリの性癖について面白い話を聞かせてくれた。世の中の常識とは大違いで大変勉強になった。
 仲の良い夫婦をオシドリ夫婦と言うが、それは嘘だそうである。雄は気短で、喧嘩っ早く、浮気であり、毎年雌を取り換えるそうである。 

所感:
何回も来ている山であるが、多数のバリエーション ルートがあり、まだまだ楽しめそうである。
■登路の西山四号墳ルートは、展望は良いが、急傾斜で、荒れたガレ場があり、一般的なルートではない。
■下山路の南稜ルートは歩き易く、左側の岩壁は迫力が眼を楽しませてくれる。途中、鉱山跡らしき穴があるのも話題になろう。
■渡り鳥の季節であれば、松尾池に立ち寄り、野鳥見物するのも一興である。
                                                         


かさまつ港公園の水鳥見物~オスプレーの飛来

2015-01-19 | 日記

昨日、笠松町港公園の水鳥観察会に行ってきた。車でのアクセスも良く、公園も良く整備されていて、遊歩道から広々した川面が眺められ散策するだけでも充分に楽しめよう。
各種の鳥たちが仲良く水に浮かびつつ、潜っては餌を摂るもの、昼寝を楽しんでいるもの、行列を作り移動するものなど誠に、平和で、穏やかな光景が展開し、心が洗われる思いがした。
強く印象に残ったのは、今、沖縄基地問題で注目を集めている新型航空機「オスプレー」の日本名、「ミサゴ」が一羽、細長い翼をゆっくり、はためかせながら、悠然と下流から飛んで来て、目の前を対岸の方へ飛び去った事である。
インストラクターが用意した20倍の望遠鏡を覗きつつ、教えて貰った主な水鳥の名前を列挙しておく。

カイツブリ/カンムリカイツブリ/コガモ/マガモ/ホシハジロ/ヨシガモ/ミコアイサ/アオサギ/カワウ/
ミサゴ(オスプレー)などなど。

写真を何枚か撮ったが逆光で、距離が遠く、色彩や模様などがハッキリしなのが残念である。

                      (中央の首が長いのがカンムリカイツブリ)

                               (コガモかな?)
 
                              (マガモの行列)


かかみがはら航空宇宙科学博物館の見学

2015-01-19 | 日記

一昨日、久し振りに「かかみがはら航空宇宙科学博物館」を訪れた。あまたの航空機が展示されている中で、一際目に付くのはSTOL実験機と飛行艇の巨体である。御世辞にもスマートとは言い難いゴツイ形をしているが、これは特異な性能を追求した結果である。
性能の優秀性から世界中で高く評価され、広く重用さて然るべきと思うが、そうならないのは日本の航空宇宙産業にとって残念であり、勿体ない話である。
この両機以外にも、各種の戦闘機、ヘリコプター、エンジンなどが多数展示されており、楽しみながら勉強できる良い博物館である。
 
 


継鹿尾山(273m)~西山(340m)~鳩吹山(314m)縦走 ~プチ縦走の初登山~

2015-01-15 | 山行

2015年1月11日(日)曇り後晴れ、5℃
参加者:G.G.他8名
コースタイム:
犬山遊園駅9:10 →10:25継鹿尾山10:35→12:05西山休憩舎、昼食12:35→
12:50 西山→13:10一休さん→14:05鳩吹山14:20→14:55 大脇口→15:15可児川駅
行動時間:6:05(休憩、昼食を含む)
歩行距離:約12 km
コース:GPSトラックで示す。赤線は登り、青線は下りを示す。緯線、経線は10秒間隔
(約250 m)である。なお、始めの1kmはGPSのスィッチを入れ忘れたため、欠落している。


標高図:コースの標高図を下に示す。全体としては、3回のアップダウンがある事が分かる。

山行記事:
■昨年の11月、12月の週末は天候不順で、昨年11月16日以来の久し振りで、本年初の山行である。当初の予定では10名の参加であったが、一人都合が悪くなり総勢9名となったものの、久々の大人数である。なお、本日は昨年に入会された小池さんのデビュー山行でもある。
集合場所の犬山遊園駅では他の10名余のグループも集まり賑やかであった。
■駅左手の坂道を登り、犬山遊園の裏側を通り寂光院に向かう。寂光院の山麓広場に着き、正面にある千体観音堂にお参りをする。長~い石段を登って寂光院の本殿にお参りし、今日の安全を祈願する。
寂光院は654年の開基で、中興は織田信長による古刹で、尾張33観音霊場20番札所だそうである。
秋の紅葉でも有名である。
 
■今までの山行で気が付かなかったが山号の額の右側に綺麗に磨かれた、由緒ありげな御詠歌の額が掛かっていた。達筆で読めなかったが帰宅後に調べたら、意味は不明であるが次のような歌であった。
どなたか意味を御存じでしたら教えてください。

                  なるみがた 鹿の継尾に へだておき いざやなびかん くさなぎの宮

 
■弘法大師像のある展望台で暫し、濃尾平野を眺めた後、継鹿尾山に向かう。継鹿尾山(273m)の展望台は寂光院のそれよりも遥かに好展望である。名古屋の摩天楼も暫く見ない間に、最近数が増え大都会らしくなってきたのが感慨深い。2等三角点がありタッチしてご挨拶する。
■継鹿尾山を後にすると直ぐに長い下りの階段道になる。更に2回目の長い階段道がつづき100m位急降下する。間もなく林道を横切り今度は急登になり150mくらい登る。外気温度5℃と低いので汗も掻かず、消耗しないが暑い季節だとこのアップダウンは可なり堪える。
■西山休憩舎で昼食にする。何時もながら賑やかで25人位のハイカーが三々五々食事を楽しんでいた。私と坪根さんはストーブ持参で湯を沸かし熱熱のラーメンをすする。この時期、御馳走である。
■休憩舎からは北回りと南回りのルートがあるが、今回はこのコースが初めての人もいるので、訓練のため、やや険しい北回りを選択した。40m位下り、登り返して最高峰の西山(334m)に着く。4等三角点ありタッチしご挨拶する。山頂は林間の中で展望はない。
■西山を後にして一休さん(休憩場所)へ向かう。一休さんまでの60m位の下りが当コースの一番の難所である。転倒したら大怪我の恐れがある。岩だらけで急傾斜の荒れた道を注意深く、足場を確保しつつ、木に掴まったりしながら慎重に下る。
■一休さんから更に70m位急降下するが道は安定していて危険度は低い。最下点から20m位登り返すと南回りコースとの合流点に達する。
■合流点から3回アップダウンを繰り返すと、鳩吹山山頂(314m)に着く。3等三角点にタッチしてご挨拶する。当リポートを書いていて気が付いたが、一番低い継鹿尾山(273m)が2等三角点、一番高い西山(340m)が4等三角点で、山の標高と三角点の等級が反比例しているのが面白い。
■生憎の曇天で遠望は利かず、御嶽山の噴煙も見えなかった。美濃市付近の山々が展望できたが、今冬、積雪が多いのに冠雪していないのは意外であった。記念撮影をしようとしていたところ急に晴れて来たのはラッキーであった。お蔭で皆さんが若々しく、元気そうに撮れたように思うが欲目か!

 
■鳩吹山からは降下だけである。時間不足で小天神は割愛する。道は九十九折であり、良く整備されていて歩き易い。大脇登山口から可児川駅に向かっての中を歩いていると路傍に奇妙な花が咲いていた。綿の木の花だそうである。真っ白で、触ってみると、ふわふわの綿毛が寒風に靡いている様はメルヘンチックである。

 
■予定時間よりも1時間遅れで可児川駅に到着した。幸先よく、初登山を無事に終了でき
 感謝!
 

所感:
何回も来ている山であるが、今回も色々な発見があり、何時でも山行は楽しいものである
 のを再確認した。
 即ち、寂光院の御詠歌の額、継鹿尾山・西山・鳩吹山の標高と三角点の等級が反比例、
 綿の木の花のなどである。
■名鉄電車によるアクセスが良く、コース長は12kmもあり、3回あるアップダウンも
 手応えがあり、登山コースとしては初心者からベテランまで楽しめるお勧めコースと思う。

(以上)


10kmマラソンに挑戦(その6)~GPSランニング・ウォッチの使用感~

2015-01-09 | 日記

注文してあったGPFランニング・ウォッチが届いたので、今朝の散歩で使用してみた。
使用結果はハード、ソフト共にとても使い易く、良い買い物であったと判断した。
製品は登山用GPSで実績あるアメリカのGarmin社製のFore Athlete 15Jである。
下にウォッチとPC(パソコン)接続用のケーブルを示す。


 使用感の概要は次の通りである。
1.起動:GPS捕捉は素早く、全くストレスを感じない。
2.操作性:ウォッチ周囲にある4個のスィッチは分かり易く、操作し易い。
3.視認性:文字の大きさ、コントラスト共に適切で読み取り易い。
4.表示内容:ランニング中はタイム~距離、タイム~ペース、ペース~距離などの組み合わせが選択可で
  必要十分である。ランニング終了後はデータの履歴が一覧で示され便利である。

 
  上の例では、所用時間:32分17秒、距離:2.92km、ペース:11.03分/km、
  消費カロリー:134Calを示している。
5.PCによるデータ管理:上記で示した履歴データ以外に距離~標高、距離~ペース、ルート図(移動軌跡)
  などが示される。PCによるアップロード/ダウンロードの操作はカシミールの場合と似ているが、遥かに
  簡単でワンクリック(Garmin Connect)するだけである。自宅周辺のルート図を下に示す。

6.その他の機能:現時点では未使用であり、コメント出来ないが、ラン/ウォーク、バーチャルペーサー、
  ライフログ(健康管理用)などの便利そうな機能がある。