山行年月日:2017年4月23日(日)、快晴無風
参加者:G.G他9名
アクセス:往路:各務原7:30→(高速)→四日市IC→9:30朝明キャンプ場(80km)
復路:朝明キャンプ場16:00→R306→R365→R21→18:00b 各務原(90km)
歩行距離:約9.2 km/所要時間:5:55(昼食、休憩時間などを含む)/累積高度:940m
コースタイム:
駐車場9:45→11:05ハライド11:15→11:30腰越峠→12:10昼食12:40→13:00きのこ岩→
13:10青岳13:25→13:55ブナ清水14:05→15:40駐車場
GPSトラック:駐車場から時計回りに周回した。
(1目盛:約300m)
GPSトラック標高図:
ハライドからの激降下、その登り返しがハードであるがその他は一般的な登山道である。
山行リポート:
■朝明キャンプ場の駐車場は既に、略満車状況(管理人に聞いたら100台近い)で殆どのハイカーは出発した後であった。殆どのハイカーは釈迦ヶ岳に向かったようで本コースで出会ったハイカー少数であった。
■ハライド迄の尾根ではミツバツツジ、アカヤシオ、コブシ、フデリンドウなどが出迎えてくれた。
(釈迦ヶ岳をバックにしたアカヤシオ)
(ピンクに染まったアカヤシオ)
(可憐なフデリンドウ)
■ハライド山頂の正面に釈迦ヶ岳、左手に御在所山が屹立している。
(釈迦ヶ岳)
(御在所山を望む)
■ハライド頂上は風が強く、体が冷える。大展望を眺望し、記念撮影して早々に激降下に挑む。 (何時もの面々)
■ザレた急斜面を岩や木の根を掴んで15分程激降下すると腰越峠である。ハライドを振り返るとその険しさは圧倒的である。
■峠から30分程、急斜面を登り返したフラットになった所で昼食にする。何時もながら和気あいあいの昼食時は暫し至福の一時である。
■青岳に向かう途中で「きのこ岩」に立ち寄る。小生にはキノコというよりギリシャ彫刻の頭部に見える。
■県境尾根を左折すると青岳はすぐである。青岳と言っても周囲より僅かに高いだけの狭隘なピークで標識がなければ通り過ぎてしまうであろう。
東側が大きく開け将に大展望である。右手には御在所山の中道、奥には円錐形の雲母峰が、眼下には伊勢湾、彼方の対岸の知多半島、左手には名古屋の高層ビル群も眺望できた。
■青岳の山頂は狭隘で、ご覧通り、肩寄せあったり、岩に上がったりして記念撮影する。
皆の顔が赤いが、アルコールのせいでなく、単なる露出オーバーである。
■ブナ清水へ向かう途中で青空をバックにした一本のコブシが一際、鮮やかで思わず写真に納める。
■尾根からブナ清水への踏み跡は余りハッキリしていないが、要所にテープがあり、迷うようなことはない。10年以上昔に歩いた時は、テープなどは一切なく鈴鹿の秘境と呼ばれていた頃が懐かしい。
正面の大岩の下から湧き出している清水を飲んでみたが甘みがあるようだ。
■ブナ清水を後にすると伊勢谷沿いの登山道(旧千種街道)は直ぐである。伊勢谷沿いに下っていくと途中3個の?ダムがあり左右に避けながらひたすら下って行き、最後にちょっとしたアクシデントがあったものの無事に駐車場に戻る。
雑感:
■往路は高速に乗り、四日市ICで降りたが、四日市IC付近が渋滞していたのと朝明キャンプ場まで可成りの距離があり想定外の時間を要した。
帰路は一般道のR306→R365→R21を辿ったが高速利用と大差ない時間で各務原へ戻れた。
■ハライドから腰越峠への下りは、山頂から見ると断崖絶壁であるが、道はジグザグで手掛りもあり、左程、危険ではない。
■今回の登山は最高の満足度であった。快晴で、時は山笑う新緑の季節であり、アカヤシオやコブシが咲き、ウグイスが鳴き、ハライドの知名度がいまいちの為か、すれ違うハイカーも少なく山を独占したようであった。
■今回もスマホGPSとGarmin製GPSでトラック(現在位置、歩行軌跡)データと標高データを収集し、カシミール3Dでデータ処理し、比較検討を行った。
その結果、トラックデータに関しては有意差は認められなかったが、標高データ、沿面距離、累積高度に関してはスマホGPSは信憑性に欠けているのが判明した。詳細は下記のブログを参照。
http://blog.goo.ne.jp/g-g-shimizu/e/f69fb89e0f4fcb94419781c74e0b1d69
なお、トラック以外のデータは山行中のナビゲーションには直接関係がないので 、実用上は問題ないとも言える。