山行年月日:2019年5月25日(土)、静穏、晴れ
参加者:G.G.他6名
アクセス:各務ヶ原7:00→8:15母袋スキー場駐車場/64 km
沿面距離≒6.9km/所要時間≒4:37(昼食、休憩などを含む)/累積標高≒640 m/最大斜度≒16°
コースタイム:駐車場 8:19→10:20母袋烏帽子岳、昼食11:20→12:56駐車場
GPSトラック図:
母袋温泉から登山口までは林道歩きである。道路標識は完備し、道路状況も良好であり安全・安心なハイキングコースと言えよう。 (1目盛り:250m)
トラックの標高図:
斜度が比較的に大きい標高1,000m~1,200m間で約16°に過ぎず、全体的になだらかで息が上がることはない。
山行リポート:
■出発点は母袋温泉スキー場である。若かりし頃にスキーで何回か訪れた事があり、小さなスキー場であるが、今も健在なのが嬉しかった。
■分岐点には「お助け水まで30分」と記された立派な標柱がある。
■登山口からは山道となり、暫くは桧の根っ子が貼り巡った道を進む。蹴躓かないよう要注意。
■林道出合には「山頂まで六十分」と記された、これ又立派な標柱がある。
■山頂近くなると道の両側が竹やぶとなる。多くのメンバーがネマガリダケの採集に勤しむ。
山頂は切り開かれ30人位は寛げる広場になっている。我らの後から10人程のパーティが来て賑やかになる。
■広場の頭上、周囲は光り輝く新緑に囲まれて快適であり、朝が早かったのので、時間は早いがマッタリと昼食を摂り、1時間余を過ごす。
■新緑が生い茂り眺望はほとんど無かったが北西と南東が開け遠くの山並みが望めた。山名板が無いので殆の山は同定できないが、帰宅してからカシミールでチェックすると、北西方向で県境尾根の上に頭をもたげているのが荒島岳なのを知った。
■南西方向の山並みも同定できないが、遥か彼方のピラミダルなピークが目に飛び込んできた。
帰宅後にカシミールで調べると恵那山であった。何時も見慣れている恵那山はカマボコ型であるが、この方角からは鋭角の三角錐なのは意外な発見であった。
■山頂付近で採ったネマガリダケである。帰宅後に天ぷらにしたが、半分位は固くて噛み砕けず残念であった。次回は、もっと若い奴を採ることにしよう。
■下山後に、大和町内にある「やまと温泉、やすらぎ館」に立ち寄り温泉に浸かった。
源泉かけ流しで、少し温めであるがいい湯であった。
雑 感:
■登山としては物足りないが、安心・安全なコースでのんびりと歩けた。初心者向けコースであろう。
■この時期、花もなく、新緑が繁く眺望もなかったが、終日、新緑の森林浴が堪能でき満足できた。
■特筆すべきものはないと思ったが、意外と人気があるようで、我らの後から十数人が登ってきた。
■遙か遠方で目立ちはしないが、荒島岳と恵那山が同定できた。
流石は、百名山だなと変な感心をする。
■道がわかり易く、安心・安全なので初心者でも、スノーシューやワカンを使っての積雪期登山が
楽しめそうである。