G.G.の徒然山遊録

岐阜各務原市周辺の低山の山行記録、折々の雑感、書評などの雑文を記し、山に関する情報を提供します。

鳩吹山(314 m) ―バリエーション ルート山行とカタクリ観賞―

2014-03-31 | 山行

鳩吹山(314 m) ―バリエーション ルート山行とカタクリ観賞―
2014
年3月29日(土)、
参加者: G.G.、他5名
歩行距離:  6.4km
行動時間: 5:15(休憩、昼食を含む)。但し、休憩時間が長く、余り参考にならない。
アクセス: 各務原 7:30→8:10 カタクリ自生地駐車場(P)、約20km
コースタイム:
8:20→9:10 岩場コース、滝場コース分岐点→(岩場コース)→10:20 一休さん→(滝場コース)→(尾根コース)→11:35展望地、昼食12:10→12:25 縦走路→12:50 鳩吹山 12:55→(カタクリ観賞)→13:35
コース:実際に歩いたGPSトラックを下に示す。赤線は登り、青線は下りを示す。
但し、最初の750m位はGPSの電源スイッチを入れ忘れたのでトラックが抜けています。


 山行記事:
■カタクリ畑、氷室跡を通り過ぎ山道を暫く登る。鳩吹山との分岐点で「危険、立入り禁止」の看板を無視し直進する。途中、2箇所の展望岩があり木曾川が真下に望める。高度差は50m~100mぐらいであろうが、断崖絶壁になっているので覗くと身がすくむ。
因みに、最近登った東京スカイツリーの展望台よりも高度感があり恐ろしい。
■道は一旦、木曽川近くまで下り滝場コースを左に見送り、岩場コースの尾根に取り付く。10分ほどで急登の岩場に差し掛かる。手掛かりになるロープや樹木はなく、岩の突起を手掛かりに3点支持で慎重に登る。



■ここを過ぎれば、後は危険箇所はなくツツジの咲く尾根を登り一休さんに着き一休み。


■西山からの縦走路を暫く辿り、滝コース分岐点で、又もや「危険、立入り禁止」の看板を無視して左折し滝場コースに入る。直ぐに第一の滝がある。山が浅い割には水量が多い。


■道は大方、沢の左岸を高巻きしていて迷うことはないが、一部で路肩の崩落があり慎重を要する以外は特段の危険箇所はない。但し、逆に沢を登ってくる場合には高巻き道の踏み跡が薄く沢へ降りてしまう恐れがある箇所が数箇所あるので要注意である。
■滝場コースが終わって直ぐに沢の右側の尾根を登り返す。道は安定して歩き易い。少し登った所に展望台があり、昼飯時なのでここで昼食にする。ここから15分ほどで縦走路に出会う。
■休日なので縦走路は賑やかである。特にシニア女性のハイカーが目立つ。鳩吹山近くの展望台に立ち寄り、木曽川を眼下に望む。ここでは木曽川が大きくS字を描き雄大な眺めである。


■鳩吹山で三等三角点に挨拶し、記念撮影をする。何時も元気な面々である。


■鳩吹山休憩舎で小休止した後、小天神を経由してカタクリ自生地(実際は自生ではなくボランティアの方々が種蒔きし育成しているそうである。)に下り、今が盛りのカタクリを観賞する。カタクリも沢山咲いていたが、大変な人出、カメラマンで大賑わいであった。



所感:
■岩場コース、滝場コースともに立ち入り禁止のエリアであることを念頭に置き行動すること。特に岩場コースは危険度が大きいので初心者だけでは絶対に立ち入らないようにしたい。
■我々のような高齢者が立入り禁止の看板を無視して進入し、事故でも起こせば世間の顰蹙を買うことは必至であり、事故が起きないよう、くれぐれも慎重な行動が望まれる。


東京スカイツリーに登る

2014-03-30 | 旅行・紀行

2014.3.25
スカイツリーに登る
■兼ねてから出来るだけ早い時期に、日本の技術の粋を集め完成した世界最高のタワー(634m)に登頂したいものと思っていたが、東京見物の折に簡単に望みが叶えられた。
■2012年5月に展望台が開業してから間もなく2年になるが、予約なしで登るには何時間も待たなければならず、又、上がった展望台も混雑し、落ち着いて展望を楽しめないのではないかと心配していたが杞憂であった。
平日の早い時間に行けば長い時間待たずに登れるとの情報をWeb.で見たので当日、8:30にチッケット売り場に行くと簡単に入手でき直ぐに350mの展望台(展望デッキと呼ばれる)へ上がることができた。

■高さが世界一であり、その分、鉄塔の基礎部分の建築面積は巨大で、鉄骨も相当にゴツイだろと思っていたが予想とは大いに異なっていた。
基礎部分の建築面積は東京タワーよりも小さいそうであり、鉄骨もH鋼をリベット打ちした無粋な鉄骨構造でなく、鋼管を溶接接合したスマートな円柱構造であった。

■350mからの展望デッキからの眺望であるが、当初、未体験、異次元の展望が展開するかと胸を膨らませていたが、意外に平凡で期待外れあった。航空機搭乗時、着陸体勢に入った時、窓から地上を眺めるのと同じ感じであった。更に1000円払えば、上方100mにある標高450mの展望台(展望回廊と呼ばれる)へ登れるが同じような展望であろうと考え登るのを止めた。下の写真は南西方向の眺望である。

■当日の天気は晴れでいたものの、遠方が霞んでいたのは多少残念であったが、世界一高いタワーに登ったと言う事実で十分に満足できた。

 


鳳凰三山の眺望

2014-03-30 | 旅行・紀行

2014.3.21
鳳凰三山の眺望
旅の途中で滞在した八ヶ岳高原中腹にあるホテル(標高約1200m)で朝、窓のカーテンを開くと正面に残雪を戴いた鳳凰三山の雄姿が目に飛び込んできた。今夏、登ろうと計画中であるので、じっくりと山容を観察し脳裏に刻み付けた。
左から薬師岳、観音岳、オリベスクと呼ばれる岩塊が聳える地蔵岳のピークがはっきりと同定できた。可也、登り甲斐がありそうで山行の日が待ち遠しい。

 
又、鳳凰三山の左手には逆光の富士山が美しいシルエットを見せていた。世界遺産に登録されたこともあり、何処から、何時見ても富士山は素晴らしい事を改めて実感した。

 


金華山ハイクと川原町の逍遥

2014-03-06 | 山行

2014年03月3日(月)、快晴、穏やか
参加者: G.G.、他4名
歩行距離:  約11km
行動時間: 4:05(休憩、昼食を含む)
アクセス: 各務原8:30→8:50長良河畔駐車場
コースタイム: 9:00→(めい想の小路)→10:20岐阜城10:35→(東坂ハイキングコース)→唐釜ハイキングコース)→(七曲り登山道)→12:00総合案内所、昼食12:35→13:05
コース:実際に歩いたGPSトラック(赤:登り、青:下り、紫:フラット)を下に示す。

山行記事:
「瞑想の小径」登山口の左にはひっそりとした御手洗池がある。関ヶ原合戦の前哨戦で西軍に組した岐阜城が陥落した折、奥女中たちがこの池に投身自殺をした言う悲話が伝わっている。

■「めい想の小径」の前半は昼なお暗い樹林の中のしっそりとした道であるが、瞑想しながら歩くには足元が不安定である。途中の平坦部には「伊奈波神社跡」の石碑があり、参拝者は麓の御手洗池で手を清めてから参拝したそうである。所々で北方の視界が開け眼下には市街地が、遠方には冠雪した滋賀県や福井県境の山々が並び雄大な展望が楽しめる。道の後半では岩場が現れ多少、登山気分が味わえる。

■岐阜城は平日で、然も、後刻分かったがロープウェイが運休しているに関わらず、多数のハイカーが訪れていて、何時ものことながら人気の山であることを伺わせる。

■岐阜城を後にして岩戸方面に降りる東坂コースを下り、途中で右折し、唐釜コースを辿る。この道はトラバース道で殆どフラットであり、木漏れ日が優しい雰囲気の良い道で、このまま何時までも歩いていたい気分になる。

 ■間もなく、七曲り道(大手道)に合流し、この道を下って行くと金華山ドライブウェイに出会い、ハイキングは終りである。直ぐの路地を右折し岐阜公園に入る。板垣退助の銅像、冠木門が立派な織田信長の館跡、山上の岐阜城等を眺めながら総合案内所に到着し、昼食にする。

■食後は岐阜の新名所である川原町通りをのんびりと散策する。この界隈は、嘗ては長良川の川港として賑わった所で、現在でも往時の家並が良く保存され、格子戸のある家々が軒を連ね、宿場町のような風情を醸し出していた。迂闊にも、隣接する市に住んでいながら、かような名所があるとは知らなかった。「灯台下暗し」である。 

所感:
■金華山には登山コースが沢山あり、夫々個性があり、アクセスも便利であるので、四季折々に訪れる値打ちがありそうである。
■川原町には古い家並みが良く保存され、川港として栄えた時代の面影を色濃く残しているには驚いた。「灯台下暗し」で、近隣に住んでいながら存在を知らなかったことに恥じ入った次第である。