じゅんやの喜界島便り

カトリック信仰による救いと癒しを発信

鹿児島大学大学院

2014-02-15 22:35:05 | 学問

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研究報告会

 
鹿児島大学大学院 名瀬のサテライト教室で報告会が鹿児島大学と同時中継で行われた。
その中で二つのテーマに興味があったので聞きに行った。

「変貌する奄美大島のカトリック教会と地域社会を巡って」と
もう一つは「地域婦人会とジェンダー奄美大島大和村大棚集落を事例として」この二つとも中国人の留学生夫婦が発表した。外国人が奄美のことについて研究していることに感激した。
奄美大島の貴重な文化遺産が世界に発信できると嬉しい。

 「地の果てまで、すべての人が主を認め、御もとに立ち帰り、国々の民が御前にひれ伏しますように。」 (詩編 22:28)


最終講義

2014-02-01 09:28:57 | 学問

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雨宮先生、岩島先生最終講義

 
上智大学で1月31日(金)神学部の雨宮先生と岩島先生の最終講義があり、
沢山の方が耳を傾けた。

雨宮先生は『わたしにとっての聖書』Ⅰ新約と旧約の違い、Ⅱ人の思いは神からみれば「たくらみ」、Ⅲ「神の蝕」に陥ったナザレの人々、Ⅳ人間がもつ弱さは偶然ではない。についていつもの雨宮節で丁寧に教えられた。

 「なぜなら 彼は 知っている 私たちの造られる様を
 彼は覚えている 次のことを 塵 私たちは」      (雨宮先生逐語訳 詩編103・14)

岩島先生は『修道生活の精神と三誓願の意義』についてⅠ修道生活の歴史的概観、Ⅱ『教会憲章』(第二バチカン公会議)に見る修道者の位置付け、Ⅲ三誓願の意義、についていつもの懐かしい語調で教えられた。

ベネディクトの「祈りかつ働け」(Ora et labora)、フランシスコの「注釈ぬきでの福音」(Evangelium sine glossa)、ドミニコの「説教者の会」(Ordo Praedicatorum)、イグナチオとイエズス会、そしてイエズス会の特徴である司祭中心などについて述べられた。

 「すべてを取ってください。主よ受け入れてください。私の記憶も、知性も、意思も。私にあるものと持っているものすべてを。あなたがこれを私に下さったのですが、主よ、あなたにお返しします。すべてはあなたのものです。どうぞ、あなたの望みのままに計らって下さい。あなたの愛と恵みを与えてください。私にはこの恵みだけで十分です。」 (イグナチオ・で・ロヨラ『霊操』より「自己を捧げる祈り」)