ほとんど輸入に頼っているゴマ、喜界島では古くから黒砂糖と混ぜてお菓子を作るための材料として白ゴマが栽培されていた。最近栽培面積も100ヘクタールを超えて、ついに生産日本一になった。
隆起サンゴ礁によるアルカリ性の土質が白ゴマの栽培に適しているのだろう。白い可憐な花がサトウキビ畑の間に良くみかける。9月になれば、白ゴマの収穫が始まり、各家の石垣に並べられ干している白ゴマが見られる。
香りの良い喜界島の白ゴマをどうぞ。
「すると、主なる神は彼の苦痛を救うため、とうごまの木に命じて芽を出させられた。とうごまの木は伸びてヨナよりも丈が高くなり、頭の上に陰をつくったので、ヨナの不満は消え、このとうごまの木を大いに喜んだ。」 (ヨナ 4:6)
新暦8月4日、旧暦6月14日の午前零時過ぎ、池冶(いけじ)の海岸でウミガメの孵化があった。空には13夜の月が白い砂浜を淡く照らしていた旧暦13日の深夜、友人から電話があり、急いで池冶の海水浴場へ行った。夕方には沢山の人が居たそうだが、なかなか亀が砂から出てこないので大部分の人は帰宅して、5~6人の親子が亀が砂から出てくるのを見つめていた。
ほとんどの人が諦めて帰って、近くの住人85歳のご婦人と二人で見つめていたところ、日が代わって14日になってしばらくしてから、一匹、また一匹と出てきて、皆で6匹が誕生し、元気に海へ急いで行った。「元気に育って、大きくなったら、また戻って来いよ・・・・」と叫びたくなった。先日は宇宙の神秘、今日は地上の神秘を体感した日だった。
「 道端の木の上または地面に鳥の巣を見つけ、その中に雛か卵があって、母鳥がその雛か卵を抱いているときは、母鳥をその母鳥の産んだものと共に取ってはならない。」 (申命記 22:6)