掲載が遅れたが、丁度彼岸の頃にいつも咲く。葉が無く花だけが咲いている。通常の彼岸花は赤色であるが、変種もあるようだ。
喜界島の北部の集落では、彼岸の頃墓参りに行く。シバサシ(柴挿)と呼び、早朝お墓にお供え物を備え、墓参りをする。その日は内地から親族が帰省し一緒に夕食を共にする。
カトリック教会でも亡くなった先祖のためのお祈りは大切。名瀬のマリア教会では、毎月命日を迎える信徒の方の名前を掲示し、皆で一緒に祈っている。今週(21日~27日)は13名の方が掲示されていた。
「言われた。「はっきり言っておく。心を入れ替えて子供のようにならなければ、決して天の国に入ることはできない。」 (マタイ 18:3)
周囲をサンゴ礁でいっぱいの海に囲まれた喜界島、海を眺めているだけではもったいない、一度でいいから潜ってみよう、と思ったら、いつの間にか海中を泳いでいた。
親切なインストラクターに案内され、荒木漁港から船で15分程沖へ出て、手久津久(てくずく)集落の近くの海に錨を下ろして、体験ダイビングが始まった。いくつかの注意事項があり、器材を付けて船べりに後ろ向きに座り、そのまま背中から海へ ザブーン と。あとはインストラクターに海の中を案内され、イソギンチャクに隠れるクマノミ を見ることができた。他にも沢山の熱帯魚と一緒に泳いだ。初めて体験する無重力の感覚。一生忘れないだろう。創造の神秘に触れた一日だった。
約30分の潜水の後、海面に出て船に上がった時、海中では全く重さを感じなかったのに、タンクの重さに、思わず足がふらついてしまった。
喜界島にはたくさんのダイビングポイントがあり、年中ダイビング客が本土から訪れて海中散歩を楽しんでいる。
「 神はそれらのものを祝福して言われた。「産めよ、増えよ、海の水に満ちよ。鳥は地の上に増えよ。」」 (創世記 1:22)