食品のカラクリと暮らしの裏側

食品の安全・安心が総崩れ、また政治・社会の矛盾や理不尽さも増大
暮らしの裏側の酷さやまやかし、危険性・不健全さに迫る!

かつてサラ金は債務者が自殺しても“自殺者対策保険”で債権回収を図っていた/少数派・サラ金地獄7

2019年04月24日 | サラ金地獄に堕ちる
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あなたもサラ金地獄へ堕ちていく7
かつてサラ金は債務者が自殺しても“自殺者対策保険”で債権回収を図っていた

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ブログを移転したため、投稿日と記事の日時・状況と整合性がありません。

■サラ金は保険で債権回収するので債務者が自殺しても平気
サラ金業者は分かっていながら、借入者に返済能力を超えた過剰与信(貸し込む)・エンドレスの再貸しを推し進め続けました。挙げ句の果てに、借入金が多額になり困り果てた人に“自殺者対策保険”の加入を強制し続けていたのです。本来は遺族に負債を残さないための保険も、サラ金業者は本人が自殺されては債権が回収不可になってしまうので、実際は“自殺保険”で穴埋めするために使われました(そもそも遺族は、連帯保証人にならない限り負債の相続放棄ができます)。酷い話です。

正確には、消費者信用団体生命保険と呼びます。悪質なのは、サラ金業者が保険会社と契約し(実質の保険料支払いは債務者)、被保険者は債務者、受取人はサラ金業者なのです。債務者が、苦悩の果てに自殺しようとサラ金業者は意に介しません。サラ金業者は保険で債権が回収できれば、債務者が死のうとお構いなしです。まさしく債務者の“命を担保”に回収を図るもので、こうした契約は法律改正で現在は禁止されています。

■本人だけでなくその何倍もの家族が悲惨なめに遭っている
払っても払っても減らない「根雪元金(ツンドラ元金とも言う)」が重く覆い被さり、“クレサラ被害者”(クレジット・サラ金)になっていきます。本人だけでなくその妻や家族あるいは親など、何倍もの家族が悲惨なめにあっている訳です。日本の世帯数は約5,000万世帯なので、まさに4家族に1家族がサラ金・カード(キャッシュ)ローンの借金から脱出できないでいるのです(債務者は2010年時1,400万人)。

その一方で全盛期には、日本の大富豪にサラ金の社長・会長などが名を連ねました(2位アイフル・3位武富士・5位アコム)。一握りの人間が別格の利益を搾取する中で、サラ金を借りるのは多くの低所得者です。サラ金を借りることによって、さらに貧困化が進みます。その結果、なかでも国や地方自治体の税収や社会保険料の納付などが大幅に減少、未納・滞納が爆発的に起きているのです。サラ金が暗躍したことが、地方自治体の疲弊や地域経済が悪化した一因とも言われています。

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サラ金債務者の男女年代別人数は政令指定都市並み/少数派・サラ金地獄6

2019年04月24日 | サラ金地獄に堕ちる
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サラ金債務者の男女年代別人数は政令指定都市並み

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■借りている男性は10歳ごとの年代別人数では100万人単位
図表は、2003年消費者金融協会の出典資料をマイブログがアレンジしたものです。当時のサラ金対象者800万人を、若干減った2010年時の700万人に置き換えております。従って正確ではないものの、凡その傾向(推定)が分かると思います。
/古いデータながら、日本消費者金融協会が自ら発表した唯一の資料です(現在は公表されていません)。今でも全体的な構成は変わらないと推定されるため、重要な資料としてマイブログでは意図的に掲載しております。

ところで、あなたがお住まいの地域人口はどのくらいですか?それにしてもサラ金債務者の男性の年代別では100万人単位であり、いわゆる大都会と言われる政令指定都市並みの人口に匹敵します。女性も数十万人単位であり、中都市や1つの区が丸々サラ金に借りているのと同じことです。

長期少子化が進んでいる中での20代・30代の債務者が多いことに、不気味さを感じます。やはりおかしい、日本は狂っていますよ。明らかに、個人の欠如の問題だけではありません。

H10200 ※一部、合計値が合いません。

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3万円の買物リボ払いから借金地獄へ堕ちる消費者ローンの恐怖/少数派・サラ金地獄

2019年04月13日 | サラ金地獄に堕ちる
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3万円の買物リボ払いから借金地獄へ堕ちる消費者ローンの恐怖

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■3万円の買い物から借金地獄の堕ちるローンの仕組み
破綻者の中には、最初の3万円の買い物がきっかけで“借金地獄”に陥った人もいます。リボ払い残高が増える→金利15%のカード(キャッシュ)ローンで穴埋め→これも嵩んで、初めて「29.2%のサラ金」(当時の利率)に手を出す→返せずに闇金に手を染める→借金地獄→果ては自殺へのコースなのです。一旦、足を踏み込んだら、麻薬・覚せい剤と同じく引き返すことが困難なのです。

深刻なのが親にも相談できず、真面目な人ほど早期の「自己破産手続き」をせずに、どんどん追い込まれた末の自殺コースを辿ります。その予備軍が、サラ金やカードローン借金者は1,400万人(2010年)にも及び、成人7人に1人の割合です。特に若い層は、かなりの割合で借りています。

消費者ローンやサラ金は、借り手に借金と思わせずに、生活確立の資金援助(慈善事業)のようなイメージで金貸していることに怖さを覚えます。多重債務者に絶対ならない・大丈夫と思っても、気が付いたら“借金地獄”の入口に立たされている方が多いのです。大変な失礼を承知で、あなたの子供さん・お孫さんも巻き込まれる恐れがあるので、ご注意下さい。

■かつてのTV/CM「契約内容をよくご確認下さい」の意味
かつてのサラ金TV/CMで「契約内容をよくご確認下さい。」と言っていたのは、親切心ではないのです。本人の了解を得れば、「利息制限法」に違反していても29.2%で貸付できる条件があったからです。『契約書を見た以上は、金利が低い「利息制限法」ではなく「出資法」の29.2%を適用するぞ、分かって借りた以上は文句を言うんじゃね~ぞ!』という隠れた脅し文句なのです。この法律の違いは、後号でお伝え致します。

「収入と支出のバランスを大切に。ご利用・ご返済は計画的に。」と散々聞かされたフレーズも、実は『早く返すなよ、早く返されると商売にならねえ。俺達が助けていることを、よく考えろよ!』という意味なのです。2010.6~法律改正・新利率(実質15%、18%)による、新たなサラ金のTV/CMがまた始まりました。再び、新規の被害者が出ないか気掛かりです。

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生活苦ではない20代女性と30代男性が終いにはサラ金地獄で果てる/少数派・サラ金地獄

2019年04月13日 | サラ金地獄に堕ちる
Ns170minoritytp 少数派シリーズ/サラ金地獄
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生活苦ではない20代女性と30代男性が終いにはサラ金地獄で果てる

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■リボ払いから気が付かないまま借金が増えていく若者世代
サラ金債務者は圧倒的に男女とも50歳以上の中高年が多いのですが、中でも見逃せない事象が、次に多い層の男性30代、女性20代なのです。重要な問題は、普通の青年やOLが気が付かないまま、あるいは気が付いた時には多重債務者になっているパターンです。

原因が、まずクレジットカードの「リボ払い」です。負担感を感じず、次々と新規の買い物をする。この繰り返しで、金利も嵩みいつまで経っても完済できません。支払残高が増加すると、クレジット会社は“待ってました!とばかりに今度はカード(キャッシュ)ローン攻撃です。ここでも負担感をなくす名目で、「漸減リボ払い」(残高スライド式)を勧めます。残高が少なくなると自動的に返済額も減り、いつまで経っても返済が終わらないのです。

クレジット会社は金利が命なので、早く返済されないように、終わりなき「リボ払い」させる巧妙な仕組みを作っています。そして、サラ金・借金地獄の予備軍にされてしまうのです。最初から、サラ金に借りに行く人は少ないのです。

▽サラ金借入者の実態(2003年)/図表 (前出)
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<補足>※年齢層の比は、男女ごとの比率です(合計100%になりません)
/古いデータながら、日本消費者金融協会が自ら発表した唯一の資料です(現在は公表されていません)。今でも全体的な構成は変わらないと推定されるため、重要な資料としてマイブログでは意図的に掲載しております。

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サラ金債務者は86%が男性、全体の平均借入額は145万円/少数派・サラ金地獄

2019年04月13日 | サラ金地獄に堕ちる
Ns170minoritytp 少数派シリーズ/サラ金地獄
あなたもサラ金地獄へ堕ちていく3
サラ金債務者は86%が男性、全体の平均借入額は145万円

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■サラ金借入者700万人・平均額も危険ラインの直前
まさしく日本消費者金融協会の出典資料なので、間違いありません。あえて最悪時の2003年の数値を紹介します。サラ金の債務者は、2003年当時800万人・2010年時は700万人もいました。日本の成人数は約1億人なので、7%を占め14~15人に1人がサラ金から借りている驚くべき数字です。50代以上が突出しており、次に20代女性・30代男性が多いのが危ない状況を示しています。
/古いデータながら、日本消費者金融協会が自ら発表した唯一の資料です(現在は公表されていません)。今でも全体的な構成は変わらないと推定されるため、重要な資料としてマイブログでは意図的に掲載しております。

生活苦や生活の乱れでない、“安易借り”もあります。平均借入額は145万円です。概ねサラ金3社前後から借り入れ、平均完済期間は6年半を要しています。専門家は、150~200万円が返済可能(逆に言えば危険ライン)で、平均額はかなり深刻な状態と指摘します。データを見ただけで、自殺者や犯罪の予備軍、自己崩壊・家庭崩壊が推測されます。

日本中の成人14~15人に1人がサラ金から借りている数字は、どう見てもおかしいと思いませんか?多重債務者や“サラ金地獄”は、法律規制されずに野放しにされた結果です。原因は、旧自民党政府・財界・銀行などの金融機関・マスコミなど己だけの儲け主義によって、どんどん借りさせたことです。その結果、自殺者も急増していきました。

▽サラ金借入者の実態(2003年)/図表
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<補足>
※年齢層の比は、男女ごとの比率です(合計100%になりません)

投稿者の見解
(1)年齢層/男女とも、50代以上が圧倒的に多い。次に懸念されるのが、オレンジ文字に示した20代女性と30代男性。
(2)借入会社数/さらなる借入や返済がうまくいかず、“自転車操業”的に別会社(2社以上)から借りる傾向がある。
(3)借入年数/どうしても短期間の返済は困難で、3~5年、あるいは10年以上も継続する異常事態も見える。
平均借入額/当資料には掲載してないが、別途サンプル集計でサラ金者1人当たりの平均額は145万円。

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銀行を後ろ盾にサラ金業者は生き続け借りた人はサラ金地獄へ堕ちていく/少数派・サラ金地獄

2019年04月13日 | サラ金地獄に堕ちる
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あなたもサラ金地獄へ堕ちていく2
銀行を後ろ盾にサラ金業者は生き続け借りた人はサラ金地獄へ堕ちていく

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■サラ金から借りた人が悪いといった先入観を改めるべき
かつてサラ金の貸出額は、25~30兆円とも言われました。これが、もう1つの日本の“借金大国”の現状なのです。従来は「利息制限法」(金利15・18・20%)と「出資法」(29.2%)の2つの法律が存在し、サラ金が金利29.2%を適用するのは違法とされて争われてきました。

最高裁は29.2%は違法と判決・明確化され、その差額が「過払い金返還請求」として借り手が請求すれば返還できます。その金額が、何とまだ10兆円も残っているのです。つまりサラ金業者は、知っていて違法な金利で取り立ていた訳です。

実態は、自殺者や破綻者が続出しているにも関わらず、旧自民党政府と民主党の一部がサラ金業者などの保護・促進のため、法律規制に断固反対したからです。あれだけのTV/CMや違法性を野放しにして安易に借りさせたことが、自殺者や破綻者を増大させてしまったのです。

おそらく多くの方が、「サラ金」からお金を借りるほうが悪いと思われていると推察します。失礼ながらそれは誤りで、そんな個人の資質の次元(自己責任)ではないのです。皆様のサラ金に対する概念(先入観)を改めて頂きたいと存じます。今後、具体的に説明しますので、サラ金地獄の真相が分かります。

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消費者金融の借金者はかつて2000万人・今も1400万人/少数派・サラ金地獄

2019年04月13日 | サラ金地獄に堕ちる
Ns170minoritytp 少数派シリーズ/サラ金地獄
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消費者金融の借金者はかつて2000万人・今も1400万人

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■多重債務者300万人・夜逃げ者10数万人の現実
今回から「あなたもサラ金地獄へ堕ちていく」テーマで、悪質なサラ金業者と悲惨な多重債務者の実態、さらには破綻者を狙った一部の法律事務所の悪質さを取り上げます。今号は総合的な内容で、詳細は順を追って説明して参ります。

長年ウンザリするほど四六時中流れたサラ金のCMが、2010年の金融ローン貸付の法律改正強化の途端、かなり少なくなりました。しかし実際は、銀行を後ろ盾にしたカード(キャッシュ)ローンに看板替えしただけで、実態は全く変わっていません。まずは、“サラ金地獄”の怖さの数字をご覧下さい。

かつてサラ金のTV/CMが嫌と言うほど流れた頃は、サラ金やクレジット会社のカード(キャッシュ)ローンなど、いわゆる消費者金融から借りたことがある人が、2000年代最悪期には2,000万人(成人の約5人に1人)、2010年時でも1,400万人いると言われています。

そのうちサラ金債務者は、約4割の800万人(2010年時は5割・約700万人)、返済困難な多重債務者は200~300万人が存在、夜逃げして身を隠している人(行方不明)は10数万人を上回ります。そうでなくても、経済・生活苦による自殺者が年間8,000人に及んでいたのです。

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