スッキリとした綺麗な神社でした。
ごちゃごちゃしていないのが好きです。
頂いた子供用の由緒書きより一部抜粋します。
『神武天皇にはお兄様が3人いらして、上から彦五瀬命(ヒコイツセノミコト)様、稲氷命(イナヒノミコト)様、
御毛入沼命(ミケイリヌノミコト)様といい、一番上の彦五瀬命様がこの竈山神社に祀られている神様です。
4人のご兄弟は、その頃バラバラだった集落を一つの国としてまとめようと、沢山のお供を連れて九州の宮崎県日向の国を出発し、道中の村々で稲(お米)の作り方を教えながら、大和の国(奈良県)をめざしました。
その途中、大阪から和歌山の辺りをおさめていた長腿彦(ナガスネヒコ)という豪族の抵抗にあい、彦五瀬命様は、毒矢をうけて雄湊(オノミナト)でお亡くなりになりました。
旅の途中であったので、近くの小高い丘に葬られました。
その小高い丘が、この竈山です。
今から、2677年ほど前の話です。今も神社の裏手には、尊命(ミコト)の墓があります。
三田地区にはご兄弟と一緒に旅をされ、命のお墓を守ってずっとこの土地に代々住まわれている方もいらっしゃいます。
和歌山の三田地区にある和田の竈山は、由緒のある日本中からたくさんの人がお参りに、見える有名な所です。古事記や日本書紀といった古い書物にもその名前はのっています。
過去には、豊臣秀吉に焼かれたり、浅野や徳川が再興したりと色々なことがありましたが、今の建物は昭和13年(今から70年以上前)に建てられ、境内に敷かれた石は、当時の市内の小学校の生徒たちが風呂敷などに包んで紀ノ川から歩いて運んできてくれたものです。
昔から神社と三田の人々が、お互いに守り守られて慈しんできた大切なつながりが、今も残されています。
さらに日前宮(ニチゼングウ)、竈山神社、伊太祁曾神社(イダキソジンジャ)を詣る三社参りは、古くから今に至るまで、県内の多くの人々に受け継がれています。』
子供用に書かれているのでわかり易です。
一時期、豊臣秀吉から社地社領を没収されて、
宝物・古文書などを一切失ったこともあったようですが
和歌山城主、徳川頼宣が再建したそうです。
長い歴史には、色々な事件がありますが、今に残るにはそれなりに意味があるのだと思います。
拝殿
境内社三社
青葉神社
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≪アクセス方法とデータ≫
ご祭神 (本殿)彦五瀬命(ヒコイツセノミコト)
(左脇殿)神日本磐余彦命 御毛入沼命 稲飯命
(右脇殿)高倉下命 可美眞手命 天日方竒日方命
天種子命 天富命 道臣命 大久米命
椎根津彦命 頭八咫烏命
境内社 合祀神社
結神社
子安神社
青葉神社
宮司名(2017年3月の時点で) 吉良 義章(和歌山神社庁より)
住所 〒641-0004 和歌山市和田438番地
電話 073-471-1457
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