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(10)「休止」に入ります。

長生郡市合併協議会は、すでに職員体制が解かれ、
今月いっぱい(今日)で休止となりました。

事務局をはじめ関係の皆様方、大変お疲れさまでした。
今後は、専門部会等で培った協力関係と経験を活かして
それぞれの部署でのご活躍をお祈り申し上げます。

さて
今回の長生郡市の「合併騒動(※1)」は何だった(※2)のだろう。

長生郡市広域市町村圏組合(一部事務組合)で助け合う7市町村は
運命共同体です。
どこも破産させるわけにはいきません。

しかし、
だからといって、合併さえすれば、無条件で何もかもうまくいくとも
考えられません。

今すぐ「合併する選択」をするにしても、
今は「合併しない選択」をするにしても、
それぞれの地域が、自立・自活していく気概があってこそ、
うまくいくのではないかと思うようになてきました。

「合併しない選択」をするからには、覚悟と努力が必要です。
それでは、「合併する選択」をするのには、どれぐらいの覚悟と努力が
必要なのでしょう。
楽そうだから合併する。何かに頼れそうだから合併する。
その程度の覚悟では、合併の効果は十分に現れないのではないでしょうか。
「合併する選択」をした場合でも、それぞれの地域(行政も住民も)が
「合併しない選択」をしたのと同じぐらいの覚悟と努力をすることで、
地域全体の「均衡ある発展」と「円滑な運営の確保」ができることと思います。

どんな組織でも、
一人一人に自立心があることで、いきいきしてしてき、
助け合い励ましあっていくことで、
さらに活力が出てくるものだと思います。
自ら努力せず、誰かに依存するような人がいては、
そうはならないと思います。
これと同じだと考えます。

当面、長生郡市7市町村による合併はなくなりました。、
一宮町を含めた各自治体で(行政も住民も)、
自立・自活をめざした可能な限りの工夫と
協力体制の強化を、できるだけ早く始めるきっかっけと
なることを願っています。


---
注1
第9回長生郡市合併協議会会議録より
(5頁 pdf8頁目)

注2
長生郡市合併協議会は「解散」ではなく「休止」なので、
「何だったのであろう」と過去形にするのではなく、
「どういう意味があるのだろう」等とした方がふさわしいとは
思いましたが。
ここは、けじめということで、過去形としました。

また、今回の協議会の反省点を今後に活かすには、
次のような項目で整理できるのではないかと考えていますが、
その内容については、さらに検討できたら、記事にしたいと思ってはいます。
(1)合併の必然性・必要性=合併の理念
(2)合併協議の進め方  =民主主義と議事法
(3)新市基本計画    =マスタープラン等より上位のまち作りの計画
(4)協定事項      =合併後の住民の生活
(5)専門部会・分科会  =調整項目の抽出と現状問題点の把握及び調整
(6)その他

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