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鹿児島県知事時代の「赤十字幻燈講演」(1)

明治時代のことです。
加納久宜鹿児島県知事は、地方を視察をする度に
訪問先で夜に「赤十字幻灯講演」を行っていたそうです。

伝染病予防のためには、
保健衛生に対する正しい科学的な知識の普及が急務であった
という背景もありました。

昨年の末に、日本赤十字社に相談したところ、
『赤十字情報プラザ』(東京都港区)に、
当時の幻灯講演用の幻灯機などが常設展示してあり、
平日なら、いつでも見学できることを教えていただきました。

そして、所蔵の「日本赤十字幻燈説明書」(明治29年訂正)を
すぐに送っていただきました。


「赤十字幻燈講演」について知ったのは
「加納久宜 鹿児島をよみがえらせた男」大囿純也著(高城書房)
によります。
(「ニワカ弁士大奮闘」P165~167)

その、元となったのは
「鹿児島の勧業知事 加納久宜小伝」です。



その後、
「子爵加納久宜全集」(大正14年)にも
日本赤十字社に関連する部分を見つけました。

・巡村私記(明治29年6月)より
(P189~190)



・自叙伝 17知県職責より
(P656)


もしも、赤十字社の関連に限らず
加納久宜元一宮町長(最後の一宮藩主)についての情報が
ございましたら、お教えいただければ幸いです。


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