手作りおやつ

先日、傾聴ボランティアさんから
さつまいもをいただきました。

デイでは毎日、三時におやつを出しています。
「さつまいもで、何かできませんか？」
と、若い社員さんに尋ねられた…
このさつまいも、固いし、あまり甘くない…
で、咄嗟に思いついたのが、
蒸して、潰して、砂糖とバターと交ぜて
小麦粉をつなぎにしてみたら？

私は先輩から急遽レクリエーションを任されたので
社員さんに任せて取りあえず台所を離れて…
レクが終わり、おやつの時間。
台所に行くと、思っていた通りに
さつまいものきんとんっぽいものができていた！
「どーやって出します？」
と言われ、ラップで形作って…

栗きんとんならぬ、いもきんとんの出来上がり！

これには、利用者さんがとても喜ばれた。
皆さん、口々に「美味しいと！」
一人の方は、
「やっぱり手作りは自然の味が活かせていいね」と…
ついさっきの記憶は忘れてしまう病気でも、
人生の先輩方は、我々の仕事をしっかり見てみえる。
市販のおやつを出すことは簡単ですが、
時間があれば、
ひと手間かけて、おやつも工夫できたらなぁ～と
利用者さんの笑顔を見ながら、感じました。
こんな些細な事が、今仕事での楽しみです(*^^*)


本当は時間があれば、これを丸めて
ホットプレートで表面を少し焼いたら？
と、アドバイスしていたのです。
帰り支度をしてから、
介護関連の雑誌を読んでいたら…
まったく同じように作った物に小麦粉をまぶして
ホットプレートで焼く“きゃあ餅”というものが…
きゃあ餅は丹波地方や兵庫の郷土菓子で、
餅米で作ったり、餡を混ぜたりするそうです。
雑誌には簡単にしたものが紹介されていました。
ちょっとびっくりです…
私は単純に、岐阜県中津川名物の栗きんとんから
ヒントを得たのですが…(´▽｀；)ゞ