ガチャピンのHAPPY LIFE 2

日常生活で感じたままに綴っています。

宝塚月組「桜嵐記」「Dream Chaser」/宝塚大劇場

2021-06-08 22:12:10 | 舞台、映画観賞
先週土曜日は、宝塚大劇場にて公演中の
月組「桜嵐記」「Dream Chaser」を観劇してまいりました。
阪急交通社さんの貸し切り公演です。
緊急事態宣言下でしたが、月組トップコンビ珠城りょうさんと美園さくらさんの退団公演で、
次の貸し切りだと娘の臨月になるので…という理由で、遠征を強行しました。
(例によって、この事態に…という方は、この先ご遠慮くださいね)

「桜嵐記」は南北朝時代が舞台…
南朝には勝目がないと知りながらも戦った父、楠木正成の遺志をついで
戦いを続ける楠木正行を珠城りょうさん、
戦乱の中でも肉親を失い、復習だけを心の支えに生きてきた後村上天皇の侍女、
弁内侍を美園さくらさんが演じます。
三兄弟の長男として真っ直ぐで人望も厚く、器の大きな楠木正行像は
そのまま珠城りょうさんにイメージが重なります。
「負け戦と分かっていて出陣する正行、私たちもいつか卒業する日が来るのを分かった上で、それまでをどう生きていくか…」という珠城さんのお言葉を聞いていましたので、
いろんな場面で涙腺崩壊でした…
凛々しい侍姿がお似合いでしたね。
弁内侍との別れの場面、満開の桜が散り乱れる場面は
儚く哀しくも美しく…
芝居の月組と言われますが、本当に素晴らしい舞台を観せていただきました。

「Dream Chaser」は“夢を追うひたむきな情熱”がテーマだそうで
場面毎に違った音楽やダンスが繰り広げらる、華やかなショータイムです。
珠城さんの黒燕尾、素敵でしたね~。
美園さんとのデュエダンはもちろんですが、
その後の男役さんとの別れを惜しむような場面で、またまた涙腺崩壊でした…

珠城さんは「I AM FROM AUSTRIA」で、しっかりと舞台を観て、
それから注目するようになりましたが、
正統派の宝塚男役スターさんだと思います(ヅカ歴浅い私が言うのはおこがましいですが)
体格にも恵まれてみえるので、スーツも似合いますし、
デュエダンのリフトも綺麗で、見惚れます。
早い時期でのトップ就任だったので、いろいろと言われたこともあったようですが、
私が観始めてからの珠城さんは、キラキラしていた感じがします。
退団公演を観ていて、この方は、この肩にどれだけの重圧を背負いながら、
この公演まで頑張ってみえたんだろう…そう思って、涙が止まりませんでした。
いつにもまして、羽根飾りが大きく綺麗だった気がしますが…
(気のせいですか?)

有観客で、フルオーケストラで始まった大劇場での月組公演。
どうか、千秋楽まで月組の皆さんが完走できますように…
もう一度、珠城さんを観たいのですが、きっと東京での大千秋楽の
配信(ありますよね、きっと)になりそうです…(/。\)

やっぱり、生の舞台は、心の大きな栄養になりますね(*^-^*)
コメント
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