舞台「ゲゲゲの鬼太郎」/梅田芸術劇場

昨日は梅田芸術劇場で上演中の
舞台「ゲゲゲの鬼太郎」を観てきました。


「ゲゲゲの鬼太郎」といえば、私の子どもの頃から多くの人に愛されてきた作品。
今年は作者、水木しげるさんの生誕１００周年に当たるんだそうです。
水木しげるさんは、日本古来の妖怪にも詳しく、
「ゲゲゲの鬼太郎」の中でも新たな解釈などを含めて、いろいろな妖怪が登場し、
日本の妖怪伝承において、大きな影響を与えたとも言われています。
今回はこの作品に、かいちゃんこと七海ひろきさんが出演されるという事で
楽しみにしていました(*^-^*)
かいちゃんが演じたのは“天邪鬼リン”

（ネタバレあります…）
妖怪ポストに届く鬼太郎宛の依頼を、
勝手に受けていたのはねずみ男…
とある村で、天邪鬼のリンが現れて人間の邪魔をする…
そこで悩む村人に、ねずみ男は妖怪に効くという薬を売り付け…
その話を聞いた鬼太郎と目玉のおやじは村を訪れ、
唯一のリンの理解者であるタケルに出会う…
村にある石垣からただならぬ妖気を感じた鬼太郎は、
石垣を壊そうとする村人と阻止しようとするタケルの仲裁に入り、
妖怪に効くという薬をかけられて、目玉のおやじは瀕死の重症に…
リンと村人たちはわかり合うことができるのか…

という具合にストーリーが展開します。
鬼太郎の生い立ちも織り込まれています、
そして、リンの生い立ちも…
ともに人間との関わりを深めていた二人…
でも、哀しいかな、すれ違う人間と妖怪の思い…
リンの最期の姿には、目頭が熱くなりましたね…

妖怪の奇奇怪怪な物語だけじゃなく、
深い意味が込められているお話ですね…
すごくシリアスな内容ですが、時にクスリと笑える場面もあります。
また、リンが笑顔の練習をする場面など、
かいちゃんリンの表情に、もう魅入ってしまいました( 〃▽〃)

この日はアフタートークもあり、楽しかったです(*^-^*)
砂かけばばあ役の浅野ゆう子さん、初見です。
私は「大奥」での浅野さんが好きで…なので今回、舞台で拝見できるのを楽しみにしていて…
きれいな方でしたね～。
私より二つばかり歳下ですが…やっぱり女優さんはすごいなぁ～
（比べるのも、おこがましいですね…）
藤井隆さんがねずみ男を演じてみえたのですが、
実は私も次男もねずみ男が好きで…
愛知万博では、鬼太郎の展示館があり、
そこであまり人がチャレンジしていなかった
「ねずみ男の臭い」にチャレンジしたことがあります…
臭いというより、埃臭かったイメージが…
（余談ですね…）

実は、「ゲゲゲの鬼太郎」は東京、明治座でも観る予定でしたが…
コロナの影響で、ちょうど私の持っていたチケットの日が中止期間に当たり…(／。＼)
明治座はお食事も頼んでいました…
かいちゃんセレクトの御膳がいただけると楽しみにしていたのですが…o(T□T)o
でも、大阪の舞台も無事に幕が上がり、良かったですね。
無事に大千穐楽まで完走できますように、お祈りしております。