言霊と文字の関係
言霊と文字にはどんな関わりがあるのでしょうか?
安藤姸雪先生は書家であり、永年に亘り神代文字の研究をされております。
先生は、言葉には言霊の霊動が内在し、文字とは、その言霊を息吹かせる神霊的
形象であり、文字に神の波動のエネルギーありと述べられております。
著書の「世界の言語は元ひとつ」の中に分かり易く述べておりますので、
ここに抜粋してご紹介させて頂きます。
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言語というものは、言霊の働きから出ています。
それが言葉になるわけで、言葉には言霊の霊動れいどう(言葉になる前のエネルギー)
が投影されているということになります。
したがって、言霊とは想念が物質化されたものでもあるのです。
文字とは、その言霊を「吹き上げる」、あるいは「息吹かせる(エネルギーの発動)」
ということなのです。
本来「言霊」には、「物を創造する力」があります。
まず、このことを十分に心得ておかなくてはなりません。
言霊の使い方一つで、人生の幸不幸が決定してまいるわけでございます。
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明治天皇は、言霊の働きを次のように詠ぜられました。
あめつちも動かすばかり言の葉の
まことの道をきはめてしがな
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