木更津で整体、カイロで肩こり、腰痛、スポーツ障害の自然療法の専門家が施術するCCRKです

【拳骨日記】カイロプラクティック・コンディショニング・ルーム・Kの日々の臨床現場を通して医療のあり方を診療日記にしました

No 221 医原病

2006-02-03 | カイロプラクティック
「医原病」という言葉がる。医原病とは治療家がつくる病気である。そういう意味では健康な人も病気になってします。筋肉骨格系で多いのが「椎間板ヘルニア」がある。

全てとは言わない。少なくともCCRKを訪れる患者さんで専門医で「椎間板ヘルニア」と診断され転医してきた患者さんはそのようである。画像診断が進化したため構造的な診断ができるようになった。特に筋肉骨格系の症状は、構造的問題と結びつけたがる。

先日、総病院の〇神経外科の先生が「椎間板ヘルニア」と言って下肢痛を伴った腰痛で来院された。やはりヘルニア説を強調していたが、牽引や薬、ブロック注射が効果なかったようである。

症状の原因は「ヘルニア」ではないことを説明した。うんうんとうなずいていたが理解はしていなかったと思う。とりあえずだまされたと思って治療を受けてください。と、言って治療を行う。治療後は楽になりびっくりしていた。

「整体とはどう違うのだ?」というような質問をしていた。カイロは骨盤歪みを矯正するのではなく神経に働きかける治療をすることを説明する。

帰り際に「私もヘルニアより神経浮腫が原因のような気がする。MRIで浮腫が確認できてるからな。」「でも、飛び出しているのを画像でみるとヘルニアと言いたくなるからな」専門医も画像の印象が強いようである。

専門医には得意とする治療法がある。その得意の手術を進めた。「・・・?? 手術は恐いから嫌だ」といった。

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