ステップ12では右フェンダー、ステップ13では左フェンダーを組み立てます。いずれも車外装備品を含みますが、それらは劇中車に合わせて調整し、かつ塗装後に組み付けることにします。両方で付けるB9は劇中車に見えませんので不要とし、ステップ13にあるC4は印刷ミスであろうと思われるのでスルーします。
また、ガルパン仕様への修正工作として、ステップ12にてH26の、ステップ13にてH1の、それぞれの前端のリベット4個のモールドを消します。
ステップ12で組み立てる右フェンダーのパーツ類です。
組み上がりました。後端のO27は取り付け角度がいまいち分からないため、フェンダーを車体に取り付けた後で組み付けます。
ガルパン仕様への修正工作として、H26の前端のリベット4個のモールドを消します。
御覧のように、劇中車の該当位置にはリベットが無いからです。
リベットを削り取りました。これは反対側のH1の前端でも同じ作業を行ないました。
車外装備品は、劇中シーンではあまり詳細が分かりませんが、ハンマーのC28だけは形状が異なり、柄も短くて小振りに見えますので、それに合わせます。
改造前のハンマーのC28。
改造後のハンマーのC28。サイドの金具をカットし、柄も5ミリ縮めました。
ステップ13で組み立てる左フェンダーも同じように仕上がりました。
車外装備品は、2本の鶴嘴の身と柄をバラして並べる形です。上図の説明文は書き間違いで、「柄よりも短い柄」ではなくて「身よりも短い柄」が正しいです。内容的にもおかしな文になってしまっているので、ここで訂正して補足説明を加えます。
ガイドの指示では柄のC26、C27を重ねて縦に取り付けているのを劇中車では横に並列に並べており、身のB27は2つの刃同士を向い合せて直列にセットしますが、キットのパーツでは身のB27の2つの並びのほうが柄よりも長くなるので、B27を二つとも小さくするべく、刃を削って縮めておきます。
改造後の2本の鶴嘴の身と柄を仮組みしました。劇中車はこのようになっていますので、それに合わせました。これらのパーツは塗装後に組み付ける予定です。
なお、後のステップにて、この2本の鶴嘴の身と柄を囲むような形で、ワイヤーを装備するのですが、そのワイヤーのスペースも必要であることに注意しました。上図では写っていませんが、仮組みの際に、ワイヤーも仮にセットしてみて、2本の鶴嘴の身と柄がワイヤーと干渉しないよう収まるのを確かめておきました。 (続く)