快聴亭夢想録

オーディオやゲーム・アニメ等、インドアライフを擬人化した機器と語ります。 皆々様、笑って許して下さい。(^^;

SONY ELF-SR1

2020年10月16日 | オーディオ&ビジュアルのアレ
戯休「今日はソニーの空間再現ディスプレイ『ELF-SR1』のお話をしましょう。」
公爵「はっはっはっは・・・・。 また大層な名称の製品だねぇ。 そのままズバリと思っていいのかい?」
戯休「裸眼で立体視が出来るという意味ではズバリ。 どこまで実現できるのかは正直観ていないから分からない。」
修道女「裸眼でのそういうのって、前にもありませんでしたっけ?」
戯休「懐かしの3D全盛時にね。 同じ様に4Kのパネルを用いて分割表示をして見せるみたいな。」
公爵「うんうん。 あの時の事はよく憶えているよ。 散々、3Dなんて不要だから4K解像度の製品に特化してくれと騒いでいたよねぇ。」
戯休「今はその希望通りになったわけだけど、ここまでザクッと減らさなくてもいいのよとは思うよ、3D。」
修道女「あの頃は冗談めいて言っていましたけど、本当に売り手側が無理矢理に盛り上げたコンテンツだったんでしょうか・・・。」
戯休「あそこまでの猫も杓子も状態は異常だったもんなぁ・・・。 けど、逆に言うとあそこ迄整えても一過性で終わってしまうって事は怖いとは思う。」
公爵「本当にあの頃の勢いでUHD-BDなんかを盛り上げてくれれば、今少し立場も向上しそうなものだけれどもねぇ。」
戯休「その時に体力を使い切ってしまったのか、そこでやっても無駄だと悟ってしまったのか、サブスクの浸食に白旗上げつつあるのか・・。」
修道女「そのどれもが少しづつ作用しているのかもしれませんよね・・・。」
戯休「もし体力が関係あったとするならば・・・・そこは息長く生きるように調整して欲しかったところではある。 盛り上げ様は異様に思えても、その方式自体は決して悪くないどころか素晴らしいとさえ思ったし、今だって楽しんでる人は多い筈なのだし。」
公爵「主殿は結局一度も快聴亭では楽しまなかったねぇ。」
戯休「対応TVもBDもあったのに、メガネを買わずにいたら時すでに遅し。 ちなみにHMDで見る3D映像が殊の外良かったからそっちを推そうとしたら、HMDもイマイチ盛り上がり切らずに今に至るという。」
修道女「PSVRじゃ楽しめなかったんですか?」
戯休「あ、どうだろう・・・。 これ書き終わったら調べてみるわ。 観れるもんじゃ観てみたいし。」
公爵「しかし、その裸眼3DTVでさえ価格の問題があったとはいえ流行ったとは言い難かったねぇ。 今回のこれはそれとは大分違うのかい?」
戯休「見た目は相当違うんじゃないかな。 乱暴に言って、立体に見える根本的な理屈そのものは一緒と言っても過言ではないとは思うのだけど。」
修道女「そうなんですか? 理屈が同じならそんなにはって思っちゃいますけど。」
戯休「もひとつ乱暴に言うけど、前の裸眼3DTVは複数人で観ても3Dに視える様になってるところ、これはあくまで一人用。 その代わりその一人に対して特化させるように設計されていると。」
公爵「ふむふむ。 では横から覗き込んでもよく分からないわけだねぇ。」
戯休「その肝は高速ビジョンセンサーにあるそうでね。 これで観ている人の瞳の動きを3次元的に捉えて、立体的に見えるよう画面を生成するらしい。」
修道女「ふぇぇ・・・眼も頭も凄く良い機械なんですねぇ・・・。」
戯休「それだけに期待も出来るのかなと思う。 勿論、コンテンツ次第であるのは間違いないけどね。」
公爵「そうそう、そのコンテンツはどうなるんだい? よもやどんなソースでもこう見えますなんて言う超技術ではないのだろうし。」
戯休「これ自身PCと繋げて使う物なのだけど、コンテンツもPC等を使って制作した専用データが必要になるね。」
修道女「じゃあ流石に家庭用とかではなく業務用途ですね・・・。 ショールームとか公共施設に設置するみたいな。」
戯休「だね。 でも、作る方は大変だと思うのだけど、個人向けコンテンツが出てくれれば凄く面白そうではあるんだよね。」
公爵「うんうん。 BDで気軽にという訳にはいかないのかもしれないけど、仮にPC専用コンテンツであってもそれはそれで問題ないさ、うん。」
戯休「個人的にはやはり映画とかそういうので考えてしまうけど、とりわけCG物なんかとは相性良さそうだし。」
修道女「フィルムで撮影した物よりも有利かもって思っちゃいますね。」
戯休「そうなると・・・個人の勝手な熱望としてはやはりゲームに生かして欲しいとさえ思ってしまう。」
公爵「はっはっはっは・・・・・。 実現は相当難度が高そうだけれども、本当にそうなったら凄いのだろうねぇ。」
戯休「正直、PS5とそういった連携もしてほしい気持ちがある。 あまり複雑なゲームは駄目でも、それなりのであれば何とかなるんじゃなかろうか。」
修道女「あ、でも・・・・そもそもこの機械、おいくらなんですか? そんな気軽にゲーム機と組み合わせを考えられるような価格なんですか?」
戯休「残念ながら50万円前後はする。 15.6インチ4Kディスプレイとして考えても、まぁ現実的ではない。 まだ、ね。」
公爵「成程成程。 いつかは・・・という期待込みでの話という訳だ。」
戯休「今はとてもじゃないけど大量生産を見込んでる状況じゃないだろうしさ。 まずは見てもらって、どういう声が上がってくるかを知りたい感じな筈。 それが仮に物凄く好評で、コンテンツ的にもイケると判断されれば大分安価になったっておかしい話じゃないと言ってみる。」
修道女「そんな時代が来たっておかしくないって話が出来ていること自体が凄いですよね・・・。」
戯休「まぁソニーには早くPS5用に8K+4K/120HzなHDMI 2.1認証取得ディスプレイを出来れば43型程度で出してくれという気持ちのほうが強いのだけど。 何歩か譲って8Kは後回しでもいいにしても。」
公爵「8Kでなくていいのであれば段々と目にするようになったけれども、それでもだねぇ。」
戯休「とはいえ、それもこれもPS5が行き渡ってこその話ですけどね! お願いしますよマジで!!」
修道女「・・・・最近この締め、多いです・・・・。」

最新の画像もっと見る

コメントを投稿