快聴亭夢想録

オーディオやゲーム・アニメ等、インドアライフを擬人化した機器と語ります。 皆々様、笑って許して下さい。(^^;

JVCケンウッド WiZMUSIC

2017年05月11日 | オーディオ&ビジュアルのアレ
戯休「今日はJVCケンウッドのヘッドフォン『HA-WM90』と、付随するサービス『WiZMUSIC』のお話をしましょう。」
女騎士「ふふ・・・すると、作曲は羽田健太郎氏ということだな?」
戯休「根本から何もかも違うわ! それはWIZのMUSICであって、しかもFC版な!!!」
女騎士「正確には、SFC版の5もそうだと・・・」
戯休「そういう問題じゃないから! まぁそりゃあ・・・・組曲ウィザードリィシリーズは、俺の少年の頃の愛聴盤ではあったけれど・・。」
侍女「主殿まで横道に引っ張られているでございますよ。」
戯休「オゥシット。 早速戻ろう。 まぁ何というか、そのWiZMUSICってのがどんなサービスかというと、言わばカスタムヘッドフォンを提供するサービスみたいなものなのさぁ。」
黒侍「カスタムでゴザルか・・・。 しかし、イヤフォンなら兎も角、オーバーヘッドな物であればそう形状的な調整の余地があるとも思えないでゴザルが。」
戯休「前に発表されてたけど、頭外定位音場処理技術EXOFIELDってのがあって。個別に測定・データ化することで、その人に最適な頭外定位音場を提供する事が出来るらしい。」
公女「つまり、その個別の測定・データ化とその反映が、所謂カスタム化って事になるんだねっ!」
戯休「個人的には頭外定位ってのは憧れるからね・・・。 興味はとてもあるよ。」
姫武者「でも、ヘッドフォン好きの人からすれば、頭内定位こそが至高という方もいらっしゃいますよね・・・。」
戯休「そこはもう極初期の時点で袂を分かったのだと思って、諦めてもらうしか無いとは思う。 突き詰めようとすればするほど万人向けにはならなくなるものさぁ・・。」
黒侍「残念ながらそういうものでゴザルしなぁ・・・。 それで、価格は如何程なのでゴザルか?」
戯休「これがまた難しいところなんだが・・・ヘッドフォンにポータブルアンプ、そうしたサービスも含めて・・・『WiZMUSIC30』と『WiZMUSIC90』の2種類。 前者が30万円、後者が90万円。」
侍女「何なのでございますか、その価格差と露骨なネーミングは・・・。」
戯休「これがねぇ・・・・その測定をJVCケンウッドが監修したリスニングルームで行うか、ズバリのビクタースタジオで行うかの話らしい。」
女騎士「そこまで価格が違ってくるものなのだろうか?」
戯休「無論、それだけの違いでもないそうだけどね。 場所代の差であったり、エンジニアの担当が違うのであったり、アンプのグレードが下がったり、ハイレゾ楽曲が付属されたり。 まぁそれにしたってとは俺も強く思うけど。」
公女「普通に考えれば、誰だってビクタースタジオでお願いしたいとは思うよねっ!」
戯休「まぁその辺の価格相場が判らん俺からすれば、何も言えないとは思うけども。 それでもせめて50万円程度に収まってくれればと思わずにはいられない・・・。」
姫武者「でも、実際にそこまでの価値がビクタースタジオでの測定・調整にあると自信を持っているということですよね・・。」
戯休「天下のビクターだし、そうであるならそうであって欲しいことは確か。 一生確認することは叶わんだろうけどね。」
女騎士「ここまでの価格が出せるとなると、物欲対象候補も格段に増えるしな、主殿は。」
戯休「これも十分浪漫は感じるけどもね。 で、だ。 気になる点としては、そうしたカスタムを実行して聴くためには、専用のスマホアプリを利用する必要が有るということ。」
黒侍「ん? つまり、スマホを通して再生しないと、効果が現れないということでゴザルか?」
戯休「その可能性もあるんだよねぇ・・・。 仮にそうだとすると、再生ソースがスマホのみという時点で個人的にはマイナス評価、CDプレーヤー等、据置機で使えないということで更にドン。 考えちゃうよねぇ・・・。」
侍女「折角のオーバーヘッドのヘッドフォンでございますのに・・・。 高価であればあるほど勿体無いのでございますですよ。」
戯休「それだったら、個人に合わせる事も出来るにせよ、最初からユニバーサルなビクタースタジオモードを備えた据置ヘッドフォンアンプを出してほしいです、はい・・・。」
姫武者「測定結果も調整具合もデータなのだし、SDカード等でやりとりすればそれでも大丈夫になります。」
戯休「何だかAVアンプのサラウンドモードみたくなっちゃうけど、それはそれで仕方がない気もするのさぁ。」
公女「サラウンド用に個人調整できれば、逆にそれこそ凄いことになりそうだよねっ!」
戯休「技術的にはマルチチャンネルも可能だそうだし、そこは期待したいなぁ。 下手なAVアンプを出すより面白そうなんだけど・・・。」



戯休「と、ここまで書いてから再度HPを見たら、foobar2000を用いたPC再生可能とありました。 それなら家の中でもより良く楽しめそうです。 それと、予め測定や試聴をしたうえで気に入らなければキャンセルも有りということですので、安心して購入検討できます。」
姫「きちんと確かめずに適当なことを書くから怒られましてよ?」
戯休「はい、すみませんでした・・・。」
修道女「他にも何だか間違いとかあったりしないでしょうか・・・。 とても不安です・・・。」
戯休「予めお詫び申し上げます!! すいませんでしたっ!!」
女騎士「でも、書き直さないのだな?」
戯休「訂正依頼がない限り、基本的に恥は晒したままさぁ。 素で間違ってるんだから格好つけても仕方がない・・・。」


最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (take)
2017-05-11 17:54:47
ヘッドホンリスニングが好きで、流石にハイエンドは無理ですけどそれでもかなり行きつくところまで行っちゃったと思ってるんですが(流石にHE-1000を使って一般人とは言い張れない笑)、この製品はかなり微妙な感じを受けました。
foobar2000ってvstプラグインが動くので音楽制作系のプラグインをいくつか試しましたし中にはプロの制作現場で使用しているってものもいくつか試しましたけど、こういう測定による補正って現状ではヘッドホンそのものやアンプの素性を覆せるものじゃないです。確かに試したその時は結構おおって思うんですけど、冷静に聴き続けると結局不自然さがあったり元々の魅力を殺していたりすることがとても多い。

私は大学時日本でも随一といってよい体育専門の学部にいて、測定関連の施設の設備の価格が本当にぶっ飛んでる上に調整にも恐ろしく時間がかかるのを知っているし、多分音楽関係もそんなに事情は違わない事が想像できるのでそのサービスが非常に高額になるのも頷けはするんですが、その費用をヘッドホンそのものの魅力を磨くために費やした方がトータルではより良い商品ができたのではないかと思ってしまいます。

あと、この価格でセットになるアンプがあれの時点で正直私は萎えます。所有していないので試聴しただけですが、いいアンプだとは思うものの数十万するシステムに組み込むアンプじゃないですし、良くも悪くもポータブルの範疇から出る音でもないです

まあ30万のシステムならまだいいですけど、90万の方はHE-1000等のハイエンドクラスのヘッドホンとOJI SPECIALのミドルクラスのアンプが買えちゃうので、ものすごく厳しい戦いになると思います。
返信する
なるほど ()
2017-05-11 19:00:16
記事はどうであれ、適切なレスがつくのがこのブログの良いところですね。とても参考になります。
返信する
Unknown (戯休)
2017-05-11 21:15:01
take様、コメント有難うございます!

最初は価格だけ目に入って、どれだけのハードなのだろうと思いもしましたが、実際には各種実費とソフトでしたね。
書こうと思って控えたのですが、ぶっちゃけこの価格なら先日発表になったアンプを加えた、STAX旗艦コンビのほうが個人的には惹かれますかね・・・。

それでも最近の海外のぶっ飛んだ超ハイエンドヘッドフォンシステムを見てると、90万円も安価と錯覚しそうで恐ろしいものです。
返信する
Unknown (戯休)
2017-05-11 21:21:17
ふ様、コメント有難うございます!

今回のtake様をはじめ、本当に皆様方に助けられてばかりです。

そうして戴いたレスが皆様の目に留まる機会になるのなら、それこそ甲斐があると感じています。

馬鹿馬鹿しいなりに話題は上げ続けようと思っておりますので、是非コメント欄だけでも覗きに来ていただければと思います。
返信する

コメントを投稿