房総閑話

廉価版コンデジでどれだけ撮れる?

ダンドボロギク ~ どこで区切って読めばいいの?

2018-09-13 11:15:10 | 写真
とりあえず、ダンドボロギクを見てみよう。



今真っ盛りのオオアレチノギクやヒメムカシヨモギに個体では引けをとらない立派さがあります。なにより、花序の部分が印象的です。



円筒状の花がいくつもついて、知らないとこれからどんな花がどうやって咲くんだろうと期待してします。



これが、花です。これ以上どうにもなりません。



円筒形の先の白く見えるのが花で、満開状態です。



じゃあナゼ?ダンドボロギクって名前?そもそも、ダン・ドボロギク?、ダンドボ・ロギク?、ダン・ドロボウ・ギクの間違え?
とか考えながら、図鑑を見ると

ダンドボロギク。漢字で段戸襤褸菊。キク科タケダグサ属、北アメリカ原産の一年草の帰化植物。
襤褸は「ぼろ」と読みます。「ぼろぼろ」とか「ボロ雑巾」とかの「ぼろ」です。だから区切り方は。ダンド・ボロ・ギクです。段戸は1933年昭和8年に初めて見つけた土地の段戸山から付けられたもの。ボロギクはというと、咲いているこの写真からはわかりません。
キク科なので咲いたあとに綿毛になります。その綿毛をつけた状態がボロを着ているように見えたのでボロギクと付けられそうです。


(Canon IXY DIGITAL 510IS)


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